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外事警察 その男に騙されるな

2012年作品、堀切園健太郎監督、渡部篤郎主演。

林の中を走っている男たち、日本語ではなく朝鮮語に聞こえる。 逃げていた男は持っていた箱を待っていた男たちに渡す。 リーダー格の男がそれを開け確かめると厳重に密閉されなにかに包まれた物が中にあった。
「これがウラニウムか?」 しかしそれを受け取った男はその場で射殺される。 そして「南の犬め!」そう言われた。
官房長官村松久美(余貴美子)はサミットについてテロのテーマについて話している。 いま日本は震災後の原発事故を受けて、核に対することにデリケートになっており、そういう質問に彼女は神経質になっている。
たやすくテロリストが潜入してしまう日本において、いつ発生してもおかしくない国際テロを未然に防ぐ、対国際テロ捜査諜報部隊の警視庁公安外事課、通称・外事警察。 
日本に密入国するテロリストを取り締まるためなら、法を侵すぎりぎりまであらゆる手段を使い、時には民間人まで引きこみ、日本のCIAとも言われている。 その中でも外事四課の住本(渡部篤郎)は“公安の魔物”と畏怖されている。
そんな折、避難区域の施設内から、ウランが流出したという一報が入った。警察庁警備局長の倉田俊貴(遠藤憲一)と内閣情報調査室のトップの役職の情報官・有賀正太郎(石橋凌)は緊急性のある子の件をある男に任せようとする。
早くも韓国側との情報交換に入るが、韓国側はあまり確かな情報を出そうとしない。
その頃、住本は今は内閣諜報室にいるが、韓国の難民支援事務所の現れた。受付の男に金を渡しある男の情報を聞き出そうとする。 断ろうとすると、人身売内の件をちらつかせる。
松沢陽菜(尾野真千子)が倉田に呼ばれ、特命を受ける。 住本との仕事を言い渡される。 彼と組み彼を監視するということだった。 そして住本は、徐昌義(田中泯)を韓国で追っているのだった。
彼は在日二世の技術者で、日本で原子力技術を学び、26年前に日本に妻子を残して祖国の朝鮮半島へ渡る。
そして彼の居所へ住本がたどりついたとき、徐は灯油を頭からかぶり火をつけようとする。 住本は自らも灯油をかぶり序を説得する。 日本に連れてきて、家族と会わせるというのが説得材料だった。 助けに来たと必死に言う住本、しかしその本当の狙いは?
ウラン流出と時を同じくして徐を日本に連れて行く。 核を巡り水面下で、日本、韓国、北朝鮮が動き始めるのだった…

日本版CIAと言われる外事警察、そんな組織が本当にありそうなことは、最近言われ始めていて、それはIS絡みのテロが日本でも起こるリスクが高くなっているという危機感からでした。
また安倍首相も日本版CIAの必要性を発言しています。 この作品は、NHKのドラマが先行してあったそうで、私は見逃していましたが、ドラマも是非見たくなるシリアスな作品でした。
2012年の作品なので、震災後の映像も入っており、そこからウランが流出という事件が発端になるようですが、よくこういう作品がNHK発信作品で作られるんですね。
主役の住本に渡部篤郎、部下には、尾野真千子滝藤賢一、売れっ子の配役もそうですが、作りも緊張感があります。
そして映画版の主要人物役にも、真木よう子田中泯、そして韓国人俳優で、キム・ガンウ、イム・ヒョンジュン、パク・ウォンサン。
しかし本当に日本で、強力なCIAのような組織ができるんでしょうか? 劇中韓国側の潜入捜査官・NISに「日本人はだから甘いんだ」というセリフを何度も言われます。
同じ核を持たない国の日本と韓国、でも何となくただ対日感情が悪い韓国側の発言だけにも聞こえないんですね。なんとなく、気構えが日本側が弱く描かれている感じがします。
日本は、各国のスパイからしたら、スパイ天国と呼ばれていますよね。 水面下で活動する部隊が存在しても、それを捕え、取り締まる側の法律の無い日本では限界があるのでは?
この作品では個人の腹芸で国を救うという、掟破り感はありますが、それはそれで住本という主人公には魅力を感じました。

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血しぶきを浴びた女

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公安の魔物と呼ばれている住本

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まず彼は韓国に飛び、ある男を確保する

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日本ではこの女に協力を依頼するが

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いったいこの女は?

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