anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

チェンナイ・エクスプレス ~愛と勇気のヒーロー参上~

2013年作品、ローヒト・シェッティ監督、シャー・ルク・カーン主演。

40歳になってもまだ独身のラーフルシャールク・カーン)は、ムンバイで暮らしている。 両親がいない彼は、100歳の祖父が営んでいる菓子店で働いている。 独身の彼に、友人たちはゴアへ遊びに行く計画を立ててくれた。
祖父が100歳の誕生日に、クリケットの名選手のバットをプレゼントし、それを持ちながらテレビに夢中な祖父の了解を取り付けたとき、興奮した祖父が突然亡くなってしまう。
そして彼は祖母に呼ばれる。 故人の遺志で遺灰をタミル・ナードゥ州ラーメーシュワムの海に流してくれという願いだった。 祖母は半分をガンジス川に流し、あと半分をラーフルに頼みたい、信用できる のはお前だけと言われる。
しかし彼はどうしてもゴアに行きたいので、とりあえずチェンナイ行きの列車に乗り込んで、そこからゴアへ向かおうとするラーフルだった。
次に駅で友人たちが待っていて、そこからゴアへ向かう計画だったが、列車内に位牌を忘れてしまい取りに戻った時、美女ミーナ(ディービカー・バードゥーコーン)が、あわてて列車に乗ってこようとして彼は手を差し伸べて助ける。 しかし、その後屈強な男が4人同じように走って来たので、同じように助けたことから、彼はとんでもないことに巻き込まれていくのだった。
男たちはヒンディー語が通じない。 ミーナは突然、ヒンディー語で歌いだし、この事態を説明しだした。 男たちにわからないように説明するためだった。
ミーナは逃げてきて、それを追ってきたのが4人だった。 そしてミーナはある南部の実力者の娘だったのだった…

シャー・ルク・カーンとディービカー・バードゥーコーンのコンビは、「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12254350.html と同じですね。 
あの作品は、生まれ変わることによって立場が変わるという面白い設定でしたが、今作は、全うなベタの恋愛作品で、さらにコテコテのお笑い満点の作りでした。
シャー・ルク・カーンは、ちょっとアクの強い顔なんで、お笑いをすると、ものすごく目立つ感じになりますね。
最近インド映画で、歌とダンスとアクションとという作品は、3時間くらいが当たり前の感じなんですが、2時間半弱のこの作品は、結構あっさりと感じてしまうんですね。 でもちゃんとインターバルがあり、長編作品の括りになっています。
ミーナの父親が出てくるところから、物語はがぜん急展開になっていきますが、さらに登場するライバ ル役の長身でがっしりした男、絶対勝てないくらいの体格差、でもそこはインド映画、しっかり最後は見せてくれました。
笑って、泣いて、ドキドキするインド映画ですが、今回は6割笑いを求めている作品でした。
意外に南部ののどかな地方が映り、なかなか面白かったですね。

イメージ 1
独身のラーフル

イメージ 2
ミーナと知り合う

イメージ 3
しかし彼女はある実力者の娘で、自由を求めていた

イメージ 4