2012年作品、白石晃士監督、大迫茂生主演。
アシスタント市川(久保山智夏)とカメラマン田代(白石晃士)の3人で投稿者の矢野明(舘野豪)と北村一史(村上ROCK)に会い、現場で動画を検証すると、改めて女の走る早さを再確認しする。
さらに近所で聞き込みをしたところ、異常な行動をとり、悪臭を放つホームレスらしき長身の女性を見かけたことがあると言う。
調査を進めると、近所で気味の悪い落書きを見かけるようになったことが判明する。 続いてホームレスを見かける公園で聞きこみをすると、確かに長身の女性が住んでいたことが判明。 聞き取りをしたホームレスの腕には奇妙な飾り物があり、それは口裂け女から貰った物だと言う。
一方気味の悪い落書きを調べたところ、何かの呪術らしいということが 分かり、より詳しい話を聞くため、呪術の本家・犬井(松本雅子)の元を訪れる。 彼女は初め話を渋っていたが、工藤が掴んでいたネタを振ると、一転して感情的になり、ようやく話し出した。 それによると、女は犬井の弟と付き合っていたが、別れさせるために女に呪いをかけて追放した。また、ホームレスに贈られた飾り物は、実は呪いがかかっており、付けた者は死ぬという。
犬井の家から戻った工藤たちは、街で先日話を聞いたホームレスに出会う。改めて話を聞こうとしたところ、ホームレスは轢き逃げに遭い死亡する。
部屋に戻った矢野と北村からは、夜中に部屋でおかしな事が起きるようになったとの連絡を受ける。 部屋の前にビデオを仕掛け、確認するとそこには口裂け女の姿があった。 工藤は口裂け女の捕獲を実行に移すのだが・・・
2012年から始まった、POVの第1人者の白石監督の人気シリーズ。 まさかここまで続くとは思わなかった感じのシリーズとなっています。
基本OV作品なんですが、完成すると、ミニシアターで公開されるパターンなので、映画作品としてのリストアップでもありますね。
こういう怖い役に美人有名女優が起用されるのは、それだけでインパクトがあります。
そして今回の作品は、現代に現れた“口裂け女”、都市伝説の中の妖怪?的な存在が実際にいたらどうなのか? 物語は一攫千金を狙う放送番組製作会社に投稿されたビデオテープから始まるのですが、これが実は大河ドラマのような奇怪な物語のプロローグでした。
はたして正体は誰なのか? どんどん引き込まれるPOV作品です。
投稿されたビデオに映っていた女
そしてこちらに駆け出してくる
調査を開始すると、ホームレスの男に
しかし再度話を聞きに行くと…