anttiorbの映画、映像の世界

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サイコ2


ハイウェイを離れたところに建つベイツ・モテル。 雨の夜、このモテルのl号室にとまったマリオン・クレイン(ジャネット・リー)が、モテルの経営者ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)にナイフで刺殺される事件がおきた。 そして、ノーマンは逮捕されたのだが。
ノーマンは10年前に母親を殺害し、その罪の意識からノーマンの精神の中に母親が同居しており、マリオンの裸を覗き見したノーマンに怒って、母親がマリオンを殺したのだった。
逮捕されたノーマンは、精神に異常をきたしていたとされ、22年後、ノーマンは精神異常が治癒したとして、マリオンの妹ライラ(ヴェラ・マイルズ)の激しい抗議にもかかわらず釈放された。
ノーマンは主治医レイモンド(ロバート・ロッジア)とともに、自分の邸に戻ってくる。 その時、彼は窓に誰かの姿を見たような気がした。 部屋の中はあまり変わってはいなかったが、ここに来ると母の声が聞こえるようだった。 そして母を殺した記憶がよみがえるのだ。
レイモンドの尽力で、ノーマンは近くの町フェアヴェイルのダイナーに皿洗いとして働くことになる。 初老のスプール夫人がオーナーや他のウェイトレスを紹介してくれた。 ノーマンはへまばっかりやってるメアリー(メグ・ティリー)と仲良くなる。 オーナーはノーマンに手順を教えてくれる。 ここで頑張ろうと思うノーマンだった。
同棲している男友達から捨てられたというメアリーに頼まれ、彼女をモーテルに連れてくる。 しかしモーテルの管理人の男がいた。
トゥミイ(デニス・フランツ)といい、ここを勝手に使い粗暴な男だった。女を連れ込んで、自分の家のように客室を使っている。 しかも部屋にマリファナのすいがらがあったことから、怒ったノーマンはトゥーミイを首にする。 結局、メアリーを邸にとめることにした。
次の日怒ったトゥミイが店に嫌がらせをしに来る。 しかしその時ノーマンは、母からのメモを見つけるのだった。 死んだはずの母からの。 そしてだんだん不思議なことが周りでおき始めるのだった…

ヒッチコックの「サイコ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/5624401.htmlの続編と言うことで製作されたこの作品、捕まってから22年後という感じで、作られた製作年に基づいた作りになっています。 そして引き続き出演しているアンソニー・パーキンスヴェラ・マイルズも元の役で歳を重ねています。
大作の続編は、監督が変わったり、コスト的に難しかったりしますが、冒頭のシーンは「サイコ」のハイライトシーンをそのまま転用していて、お墨付きの続編と言う感じが強いですが、もうヒッチコックはこの世にはいませんでしたね。
でも作りはしっかりしており、ある程度読める展開の中にちゃんと主人公に帰結しているところがいい感じでした。
メグ・ティリー演じるメアリーが好演で、彼女がこの作品を引っ張っていました。 撮影中に粗相をしたそうですが、ある意味ご愛嬌では(^^)
今まであまり期待はしてなかったですがなかなかの続編ですね。

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退院してきたノーマン

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働き先で出会ったメアリー

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家に泊めることになるのだが

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