anttiorbの映画、映像の世界

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あなたが寝てる間に…

 
シカゴの下町に住むルーシー(サンドラ・ブロック)は、地下鉄の改札嬢を務めるシングル・ウーマン。 天涯孤独で恋人もいない彼女は、毎朝、改札口で見かけるハンサムな男性に恋している。 彼女は住んでいるアパートで待っているのは猫1匹だけ。 そして大家の息子はルーシーを自分の彼女と思い込んでいる。
いつものように改札にいると、その男が通った。 クリスマスイヴなので珍しく「メリー・クリスマス!」と声をかけてくれた。 喜ぶ半面、行ってしまう後姿を見ていると、空しくなるルーシーだったが、その男は、ホームで二人組に絡まれ、線路に落下してしまった。
慌てて駆け寄り、線路に降り必死に話しかけるが目を開けない。 前方から急行列車が来たが、間一髪彼女は男を脇にどかすことができた。
しかし男は病院に担ぎ込まれたが意識が回復しない。 面会謝絶の病室の前でルーシーが呟いた 「私たち、結婚するのに」。 それを看護士が聞いていたのだった。
その独り言がもとで、彼女はその男性、エリート弁護士ピーター(ピーター・ギャラガー)の婚約者と誤解されてしまう。 彼女はだますつもりはなかったが、心臓が悪い祖母エルシー(グリニス・ジョンズ)、家具商の父オックス(ピーター・ボイル)、母ミッジ(ミコール・メルキュリオ)、妹メアリー(モニカ・キーナ)ら優しい彼の家族のことを思うと、つい本当のことを言いそびれてしまった。 ルーシーは彼らにすっかり気に入られ、彼女の方でも忘れていた家族の温もりに触れて幸福な気持ちになっていっ た。
次の日彼女が、意識を取り戻さないジャックの脇で、彼に話かけていると、それをピーターの隣人のソウル(ジャック・ウォーデン)が聞いていた。 彼は真相を知ったのだったが、彼女のことを気に入ってピーターの家族たちに真実を明かさなかった。
そして家に呼ばれクリスマスを祝っていると、もう一人若い男が入ってきた。
ピーターの弟・ジャック(ビル・プルマン)だった。 彼は初め彼女を疑うが、だんだん彼女に触れて行くうちに彼女のことを思うようになり、ルーシーもいつしかそれは恋心に変わっていった。
ルーシーは真相を話してしまうのか?・・・
 
サンドラブロックは、私のイメージは「強い女性」という物なんですが、いくつかある中のラブコメでも、この作品中の彼女は本当に可愛いんですよね。
あなたは私の婿になるhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11423911.html でも前半の彼女は、“魔女”でしたからね。 でもこの作品は初めから、独身で男運の無い、ちょっとつらい人生を送ってきた女性でした。 そして彼女をかまう男が、アパートのオーナーの息子・ジョーJrしかいないという何とも可哀そうな境遇です。
ふと見せる悲しそうな顔が彼女の隠れた女らしさ、可愛さが出ていました。
展開としては眠ったままのあこがれの男・ピーターの婚約者に祭り上げられるんですが、その間に出てきた何か波動の合う男ジャック、そして彼はピーターの弟、一転してどちらと結ばれるのか、彼女は選ぶ側? になるというお話ですが、はたしてうまくいくのか?になっています。
眠り続ける男に濃い顔の ピーター・ギャラガー、ジャック役にビル・プルマン、特に今のビルは影も形もない姿ですが(^^)
20年近く前はみなさんそれなりにいい男でしたね。
クリスマスに奇跡が起こったのは、いったい今回は誰になるのか?ラストが温かい作品でした。
 
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寂しい改札係のルーシー
 
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しかしピーター一家と巡り合う
 
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更にジャックが現れ
 
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二人の仲は進んでいく
 
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でも大事なことを隠し続けている彼女、そして告白
 
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でも、彼女に…
 
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