anttiorbの映画、映像の世界

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POV〜呪われたフィルム〜

2012年作品、鶴田法男監督、志田未来主演。
 
志田未来のそれだけは見ラいで!」という携帯番組の収録にやって来た、志田未来と、同じ事務所の後輩の川口春奈。 二人が来る前に、準備をするスタッフ、ディレクターの橘(児玉貴志)、マネージャーの桑田(平野靖幸)、そしてADの北川朱美(島崎亜美)だった。
オープニング映像が流れ、始まった収録。 2つ違いのふたりは学校の先輩後輩。今回のテーマは、「真霊動画特集」。 未來は正直気が乗らない収録みたいで、それはマジっぽい会話に現れている。
そしてその画像に写った一の映像は、ある女子トイレが映っていた。 しばらく何の動きがないが、川口が言う 「私の卒業した中学みたい」と。
その時スタッフたちが何やらざわつき始めていた。 どう やら本来流すはずの映像ではないらしい。 
と、奥の扉がだんだんあき始めた。 カメラが寄っても中には誰もいない。 気まずくなる二人、スタッフの焦った声が入る。
そして2番目の映像もさっきと同じトイレだった。 また空き始める扉だが今度は扉に手が映っていた。 ポーズをしようとしても映像はどんどん流れていく。 しかし中には何も映っていない。
これは1回目の画像をもう1回流していたはずなのだが、2回目は明らかに手が映っていた。 「本物の映像なのか?」 「作り物」 と言い張る川口だが、何故か落ち着きがなくなり始めている。 それは川口春奈の中学っていうのは怪談の噂があったからで、この映像は彼女の中学のトイレとそっくりだったからだった。
川口はそんな動画を取ろうと中学のときやってみたが、 その時は何も映らなかったと言うが。 そこでいったんカットになる。 志田はあまり盛り上げられないことに反省する。 そして次の画像のところに自ら行こうと言う。
次はシャワー室が映った。 そしていきなり流れる水。 やはりこれは川口の中学だった。 誰がこの画像を映したのか? その窓に写り込んだ画像に…
 
アイドル女優二人のリアルなホラーでした。 私の好きなジャンルのフェイクホラーですが、この手の作品は撮る人によって、またスタッフにあまり演技をさせてはいけないんですが、これは役者を起用してしっかり演技をさせているんですね。 それがまず一番の残念な点でした。
展開としてはこの後実際に中学に行くんですが、それはまあそれとして、最後の試写のときがクライマックスになるんですが、そこがまあびっくり感はありました。
正直フェイクを撮らせたら、白石監督が一番だと思うんですがね。 これはこれで夜見れば怖い作品でしたね。
 
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志だと川口の携帯番組の収録
 
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何とか番組を盛り上げようとする志田
 
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収録は進んでいくが、
 
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映っていた場所に行くことにする二人とスタッフ
 
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川口のいた中学、急きょお祓いをすることに
 
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しかし様々なことが起こりはじめる
 
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・・・・・?
 
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