anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

デイ・オブ・ザ・デッド

 
廃屋にこっそり入り楽しもうとする二組のカップル。 もう始めたほうの男は何やら風邪をひいている。 もう一組のカップル、トレヴァー(マイケル・ウェルチ)とニーナ(アナリンマコード)は二人とは離れ廃屋を探検し始めた。
子どもが風邪を引いたということで、ライトナー(ロバート・レイズ)と妻(クリスタ・キャンベル)は隣の総合病院に向かっていた。 しかし軍により隣町に行く道を封鎖されている。
ローズ大尉(ヴィング・レイムス)はサナ・クロス伍長(ミーナ・スヴァーリ)を呼んだ。 彼女はこの町の出身で顔なじみだった。 24時間の封鎖で理解してほしいと言い、軍の医師もいるからと説得した。 軍の医療チームが遅れているという通信がその後入った。
DJのポール(イアン・マクニース)のところにも軍人がいて、住民に変な噂はないというように半ば強制的な放送をさせている。 しかし彼にも本当のところは教えられない。
二組のカップルの、いちゃついている方の女は、カイルに失望し1人で歩いて帰ると言い勝手に森の方へ行ってしまった。 しかしそこに謎の人影が襲い掛かってきた。
クロスのチームにサラザールニック・キャノンとクレイン(スターク・サンズ)が加わった。 クロスは母(リンダ・マーロウ)が風邪を引いたということで、家により母を病院に運ぶことにする。 しかしそこには、家でしけこんでいるトレヴァーとニーナがいた。
具合の悪い母をほったらかしにしたサラ・クロスは激怒する。 そして同じように風邪をひいていたカイルのところにサラは様子を見に行くと、そこには2対の死体があった。 そしてカイルの姿はなかった。 部屋は血だらけで、明らかに惨劇のあった後だった。
すぐに家に戻り、全員で病院に向かうことにしたサラだが、病院は患者でごった返していた。 そしてある時間が経つと患者の動きが止まり、目の色が白くなった。 そしてそこから彼らはもう人間ではなくなっていったのだった…

ジョージ・A・ロメロの『死霊のえじき』のリメイク作品ですが、設定が大幅に変わっていて、これはこれで大変面白い作りになっています。 近代ゾンビ作品ですね。
設定は、薬品、化学兵器の漏えい、突然変異ということになっていますが、大きなロメロ版との違いは、走るゾンビですね。
ロメロ作品ではありえない設定ですね。
でもこれはこれで、スピード感が増し、上手く作られていました。
ヒロインであり強い女性のサラ・クロス伍長役のミーナ・スヴァーリは可愛いですね。 年齢より若く見えます。 またゾンビの中にも個体差があり、生前頭が良かったものはそれなりに動きますし、なんといってもベジタリアンのゾンビは食欲がない? という設定も良かったですね。
なかなか細かいところを作りこんだ良作(^^)のゾンビ作品でした。
 
イメージ 1
故郷の町が…
 
イメージ 2
この町を脱出するために
 
イメージ 3
しかし襲い掛かる異形の者たち
 
イメージ 4