1968年作品、ジョージ・Ａ・ロメロ監督、ジュディス・オディア ラッセル・ストライナー デュアン・ジョーンズ出演。
父の墓参りの途中、バーバラ（ジュディス・オディア）と兄のジョニー（ラッセル・ストライナー）は生ける屍（ゾンビ）に襲われる。 兄を殺された恐怖と悲しみの中、バーバラは近くの民家に逃げ込む。
民家には新たに黒人青年のベン（デュアン・ジョーンズ）が逃げ込み、地下室には若いカップルのトム（キース・ウェイン）とジュディ（ジュディス・リドリー）、クーパー夫妻（カール・ハードマン、マリリン・イーストマン）と大怪我を負った娘のカレン（カイラ・ショーン）が潜んでいた。
外部との連絡も取れないまま、周囲はゾンビの群れに取り囲まれていた。 ドアや窓を塞ぎゾンビの侵入を防いだうえで脱出の方策を探るベンに対し、救助が来るまで地下室に籠ることにこだわるハリーが対立する。
ゾンビたちが人間を食い殺していることをテレビで知ったバーバラたちは、最寄りの避難所への脱出を試みるが、ガス欠のトラックに給油しようとした際に漏れたガソリンに引火しトラックは爆発炎上、トムとジュディが焼死してしまう。
停電となり情報も得られなくなった中、ベンが玄関先で燃やしていた椅子も燃え尽きたことで牽制されていたゾンビたちが次々に押し寄せる。 さらに塞がれていた窓は次々に破られ状況は絶望的に悪化していく・・・
“ゾンビ” という生きている死体は、この作品で世界的に有名になりましたね。 ロメロ監督のデビュー作、モノクロ作品ですが、今見てもぜんぜん色あせません。
監督のジョージ・Ａ・ロメロ、「サバイバル・オブ・ザ・デッド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12856532.html が最後の作品になってしまいましたね。
主演はバーバラ役のジュディス・オディアとなるんでしょうか？ この作品以外に少し出演歴はありますね。
ベン役はデュアン・ジョーンズ、他の監督のゾンビ作品に出演歴があります。
物語は、オーソドックスな展開で、墓地を歩いていた兄妹がまず襲われます。 冗談で妹を驚かしていた兄のジョニー、しかしそれが冗談でなくなり命を落としてしまいます。
車まで逃げたバーバラでしたが、兄がキーを持っていて、とっさにサイドブレーキを解除して坂道を下って逃げますが、何とか一軒の家まで逃げ切ります。
そこは人影がなく、しばらく経って一人の黒人青年：ベンが逃げ込んできます。 さらに地下室に5人が隠れていた事がわかりますが。
今作はゾンビ映画の金字塔、すべての近年に至るゾンビはここから始まったと誰しも思っていますよね。
ロメロ監督が作った、のろのろゾンビ、初めはメイクもゆるく、ただグロイシーンははじめから入っていました（＾＾）
最初にこのゾンビが襲い掛かってくる
バーバラが逃げた家に、ベンもやってくる
さらに地下室から隠れていた人間が5人
そしてジョニーもゾンビとなりやってくる
