anttiorbの映画、映像の世界

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青鬼

2014年作品、小林大介監督、入山杏奈主演。
 
シュン(須賀健太)は自分が作ったゲームで、遊んでくれる杏奈(入山杏奈)に憧れていた。 彼女は優しかった。 なかなかクラスになじめないでいた転校生のシュンだったが、そんな彼に声をかけてくれたのが杏奈だった。
シュンが作ったゲームは、脱出物のゲームで、杏奈はなかなかクリアできずゲームオーバーになってしまう。 そんな時、彼はクリア方法のヒントをくれるのだった。 それは?・・・
杏奈には弟がいた。 二つ下で、同じ高校に通っていた。 時々けんかもするが比較的仲が良かったと思っている。 しかしそんな直樹は亡くなってしまった。 自殺と言われているのだが。
河原でシュンのゲームをしてい た二人だが、そろそろ帰ろうと言うことになったが、なんとなく二人で歩くのが恥ずかしかったので、 「ゲームのメンテナンスをするから」 といって一人残るシュンだった。
そこに一人の男が近づいてきた。 卓郎(陳内将)という高校生だが、評判のよくない男で、簡単に言えばいじめっ子だった。 真面目で絡まれやすいシュンに目を付け、近づいてきた。 そしてシュンのノートパソコンを取り上げゲームに気がついた。
しばらくして、卓郎とタケシ(尾関陸)と美香(古畑星夏)の3人に何故かシュンもついて行き、何か大きな箱を運んでいる。 着いたのはビルの廃屋だった。 そんな3人の姿を見かけた杏奈はこっそりと後をつけていく。 その敷地内で何やら土を採集していたヒロシ(聖也)も合流し、始めが4人はビルに入っていった。
そして追うように杏奈もそのビルに入っていくのだった。
いったいこのビルに何があるのか? そしてこの大きな箱の中身は?…
 
70分というゲーム原作のショートホラーに仕上がっているこの作品、劇場は若い女の子が多く、家族連れもいました。 物語のベースは、ノベライズ版みたいですね。
AKB48入山杏奈初主演映画という感じのファンというより、ゲームファンが多い感じがしました。
彼女は例の襲撃事件に遭い、いまだに公演活動はできませんが、大きな動き以外の仕事はだんだんこなしていますし、早く完全復帰してほしいですね。
題名の “青鬼” はいったい何?とか、もちろんCGなんですが、どこから造形されたのかは私には不明ですが、そのあたりはあまり作りこまれている感じはしませんが、ゲームそのままということなんでしょうか。
冒頭の脱出方法が最後に活きてくるんですが、お話としてはちょっと悲しく、どちらが現実なのか? どこからゲームなのか? そんな物語にも取れる感じでした。
 
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シュンの作ったゲーム、それは
 
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性格の悪い卓郎
 
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この廃屋のビルに何があるのか?
 
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 二人で謎を解き始める

 
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 このビルには異形の者がいた

 
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 彼女しか見えない物、それは…

 
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