anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

ジャッジ・ドレッド (2012年版)

2012年作品、ピート・トラヴィス監督、カール・アーバン主演。
 
核戦争後のアメリカ、荒れ果てた町に新しく再興した町が混同する、でも8億人が住んでいる。 汚染された箇所とは壁で仕切られている。 ここはいまメガシティ♯1と呼ばれている。
秩序を守っているのは裁判所の人間、陪審、執行人判事を兼ねている。
無人機が犯罪者を見つけた。 薬物をしているらしく車は蛇行運転をしている。 ドレッド(カール・アーバン)という男の “ジャッジ” が高速のバイクで追跡している。 “ジャッジ” というエリートの集まりが彼らの呼称であり、ドレッドはその頂点にいる人物だ。
彼に向かって発砲した犯人は、もうこの時点で死刑が適用される。 タイヤを破壊され車は横転。 2人は即死したが、一人が逃走した。 ショッピングセンターに逃げ込み数人を殺し、最後は人質も取ったが、白熱ダンで頭を溶かされ絶命した。
ここメガシティでは1分間に12件、一日にすると17,280件もの膨大な犯罪が報告される中で彼らが対応できているのはたった6%に過ぎない。
ジャッジ志望の女性の試験が行われていた。 彼女はアンダーソン(オリヴィア・サールビー)といい、超能力の持ち主だった。 多少試験の点数が足りないが、チーフ・ジャッジ(ラキエ・アヨラ)はその判断をドレッドに委ねた。
そんな中、ピーチ・ツリーという200階建てビルで事件が起きた。 中庭に3人の男が落下してきたのだった。 明らかに殺人事件だった。 このビルは、マーマ(レナ・ヘディ)一派が支配するビルだった。
元は娼婦だったが、彼女は今絶大な力を持ち、ここでは彼女が法のようなものだった。 そして試験も兼ね、二人はこの事件に乗り出していった…
 
ジャッジ・ドレッド」 と言えば、スタローン版 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13046588.html が有名ですが、もともとはアメコミなんですね。 近未来を描いたSFアクションですが、スタローン版のイメージがあまりもう無いですね。 当時は結構テレビでもやっていたと思いますが。
ドレッドにカール・アーバンが起用されていますが、ほとんど顔が隠れてわかりません。 最後ヘルメットを取るかなと思いましたが。
旧作に比べて、全体的に暗い感じの作りですが、なかなか世界観が良いですね。 旧作よりもいいという評価もあります。 ただ顔に傷を作っていますが、マーマ役のレナ・ヘディがちょっと優しい顔なんですね。
美人なんですが、もうちょっと凄味を出してくれるとよかったんですがね。 また超能力を持った女性アンダーソン役のオリヴィア・サールビーがちょっと影薄いですね。 まあそういう役どころだと思いますが、この二人の女性の存在感がちょっと弱いのがたまにキズでした。
ただ途中のロケット砲のマシンガンは迫力満点でした。 まずまずのアクション作品では?
 
イメージ 1
ジャッジの頂点にいるドレッド
 
イメージ 2
新人ジャッジのアンダーソン

イメージ 4
ピーチ・ツリーで事件発生、試験も兼ねて二人が出動
 
イメージ 3
そしてこの塔のリーダー・マーマ
 
イメージ 5
要塞のようなピーチ・ツリー
 
イメージ 6