カリフォルニア州バークレー。 マーク・オブライエン(ジョン・ホークス)は、6歳で患ったポリオが原因で首から下が全く動かず、さらに重度の呼吸障害によって、カプセル型の呼吸器の中で横になったまま人生の大半を過ごしていた。
今のヘルパーは、愛想が無く、荒っぽい。 彼は動けないけど傷みは感じるのだった。 しかしもういちいち痛いとは言わないようにしている。
クリスチャンのマークは新任のブレンダン神父(ウィリアム・H・メイシー)のところに行った。 神父に告白をしたいというと、神父はフランクに話を聞いてくれた。 まず今のヘルパーをクビにしたいと言った。 どうも“私がいないと何もできないでしょ!”という態度が嫌なのだった。 神父は 「あなたがそう思っているならそうした方がいい」 と言ってくれた。
そして新たに来てくれたヘルパー、若くて美しいアマンダ(アニカ・マークス)を雇う。 その優しさに心を奪われたマークは、思い切って結婚を申し込むが、願い叶わずに彼女は去って行く。
そんな時、彼のところへ障害者のセックスについての原稿依頼が舞い込む。 新しいヘルパーのヴェラ(ムーン・ブラッドグッド)とともに進めた取材で耳にした様々な体験談に衝撃を受けたマークは、勇気を出してセックス・セラピストに連絡。
女性と深い関係を持てるように心身を導いてくれるセックス・サロゲート(=代理人)として現れたのは、成熟した女性の美しさに満ちたシェリル(ヘレン・ハント)だった。 そして6回の契約を結び、首から下の動かないマークのSEXへのトライが始まるのだった…
これも感動作品でした。 どこがどうとは言えないんですが、まず第一にポリオでここまで生きてこられた経緯のシーンは涙が出ましたね。 彼の両親は、マークを施設に入れないでそれこそ全身全霊で育てたのです。
おそらく、費用も、肉体的にも酷だったでしょう。 また、育て方も良かったんでしょう。 マークは考え方がノーマルで、怒ったり、恥ずかしがったり、気を遣ったり、本当に愛すべき人間でした。 でも、SEXに対してある種、諦めの感情が大きかったんですね。 でも、原稿依頼が彼の背中を押しました。
シェリルはその道のプロでしたね。 ある意味女神の様な女性でした。 マークの純粋さに、惹かれ始めた彼女の取った行動は、妻子ある彼女にが仕方がないことでした。
この作品に登場する4人の女性は、みんな超魅力的でした。 そしてラストに一同に会する場所がまた泣けるんですね。 そこがまた涙が出るシーンでした。 ラストに泣かされる作品は、劇場から出辛くて困ります(^^)(G)
首から上以外動かないマーク
新しく来た神父ブレンダン、フランクに話を聞いてくれる
前の荒いヘルパーが辞め、理知的なヘルパーのヴェラ
優しいアマンダ、ボランティアで来てくれマークは求愛するのだが…
そして彼女の登場