anttiorbの映画、映像の世界

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アンビュランス


漫画家のジョシュア(エリック・ロバーツ)はニューヨークの通りで美しい女性・シェリル(ジャニン・ターナー)と出会うのだった。 
一目ぼれした彼女に、何とか付き合ってほしいと猛烈なアタックをその場で始め、彼女も断りきれずOKするのだが、彼女は急に倒れてしまう。
すぐにまわりの人間に救急車を呼ぶよう叫ぶジョシュアだったが、あっという間に1台の救急車が来るのだった。 交際を始めるが、シェリルは持病の糖尿病の発作だと言い残し運ばれていくが、救急隊員から搬送先を聞きその場から仕事場へ行くジョシュアだった。
仕事が手につかない彼は、早退して病院に向かうのだが、不思議なことに教えられた病院に彼女はいなかった。 近くの病院を片っ端からあたるがどこにも彼女はいない。
おかしいと感じたジョシュアは警察に相談するが、まったく相手にされなかった。 しかし対応した刑事のライアン・スペンサー(ジェームズ・アール・ジョーンズ)だけは、完全に信じてはいなかったが、何か感じているようだった。 そしてもう一人、サンドラ・マーロイ巡査 (ミーガン・ギャラガー)もこの話を横で聞いていた。
ジョシュアは、シェリルのルームメイトのパティ(ローレン・ランドン)を見つけ彼女が消えたことを言うが、シェリルから助けを呼ぶ電話がかかってくる。 教えられた場所に二人が行き、そこにパティが入っていくが、そこから現れたのはシェリルを連れ去った赤い救急車だった。 パティも糖尿病で、彼女も連れ去られてしまった。
怪我をしたジョシュアは、病院に入院させられ、ライアン刑事がやってくるが、精神がおかしいと思われてしまい強制入院の措置を取られてしまう。 しかし横のベッドで寝ていたエリアス(レッド・バトンズ)が彼の言葉に興味を持つのだった。 ネタを探していたエリアスは、半信半疑ながら彼の話を聞き始める。
しかしその晩、今度はジョシュアが拉致されそうになるのだが、それを助けたのがエリアスだった。 しかし、同じく糖尿病を患っていた婦長(ベアトリス・ウインド)がさらわれてしまうのだった…

多くの作品に携わっているラリー・コーエンの監督作品を見るのは初めてかもしれませんが、原案だと 「セルラー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6872818.html 脚本だと 「フォーン・ブース」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2158292.html をアップしています。
主演はエリック・ロバーツ、最近だと 「シャークトパス」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13468767.html に悪役で登場していました。当時はまだバリバリのちょっと笑いが入ったイケメン? ギリでしたが(^^)
物語は、この後ようやくライアン刑事が事の重大さに気が付き赤い救急車を捕まえるんですが、しかし相手も救急隊員ではなく、ほとんどギャング、あえなく…そして代わりにサンドラがジョシュアと真相解明に乗り出していきます。
ただ、この作品、アクションサスペンスなんですが、なぜか編集者役でスタン・リーが出ているんですね。 それは冒頭のジョシュアの役が、漫画家というよりもマーベルコミックスのクリエーターなんですね。 仕事場にはマーベルヒーローの絵がいっぱい掲げられているんですね。 もちろんこの作品はマーベル作品ではありませんが、彼が出ることによってそんな画が使えたという事でしょうか?
怪我をすると赤い救急車がやってくる。 ちょっと怖い設定の作品でしたね。

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漫画というよりアニメーターのジョシュア

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シェリルと出会う

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しかし倒れた彼女を連れて行った救急車

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ジョシュアの言葉を気に留めるマーロイ

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連れ去られた女性たちは

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