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怪盗グルーの月泥棒

2010年作品、ピエール・コフィン、クリス・ルノー監督、笑福亭鶴瓶:声の出演。
 
ここはエジプト、目の前に大きなピラミッド。 観光客が多く来ている中、その中の子供が高いところからピラミッドに落ちてしまった。 誰もが目をつぶったその時、ピラミッドがマットのように弾んだ。 そして萎むピラミッド、ピラミッドが盗まれたのだった。 いったい誰が盗んだのか?
グルーは子供が嫌い。 行列も嫌い。 巨大な火を噴く車に乗って家に帰ってくる。 そんな中、養護施設で暮らすマーゴ(須藤祐実)、イディス(矢島晶子)、アグネス(芦田愛奈)の三姉妹がクッキーを売りに来た。 しかし子ども嫌いのグルーは冷たく追い返す。 
そこにネファリオ博士(伊井篤史)がピラミッド事件の話を始める。 驚くグルー。 直ちにミニオンを集めるグルーだった。 寝耳に水だった彼だが、そこで名誉挽回とばかりにグルーと彼の仲間、バナナで作られたミニオンたちは月を盗む計画を立てる。 その為には、縮ませ光線銃を奪取することが必要で、ロケットで宇宙へ行き、月にその光線を浴びせ小さくして地球に持ち帰るというのが作戦だ。 博士はそれは不可能だという。 資金が足りないというのだ。 グルーは銀行から借りるというのだが。
マーゴたち姉妹は、クッキーを売らないと養護施設でいびられるのだ。 ハッティーさん(安達忍)はノルマに厳しいのだ。 彼女たちはいつか来る里親を健気に待っているのだが。
グルーの行先は、悪党銀行。 ここで金を借りるのだが、そこにはベクター山寺宏一)という同じく金を借りに来ている男がいた。 彼はピラニアガンを見せびらかしていた。 銀行の経営者・パーキンス氏(内海賢二)は縮ませ光線を手に入れたら金を貸してやるという。 そしてまずはそれを手に入れるべくグルーはミニオンを乗せ出発する…
 
昨年観た 「怪盗グルーのミニオン危機一発」 の前編のシリーズ1作目です。 何ともいいテンポのアニメで、謎のバナナ生物ミニオンの可愛さと、アグネスのファニーフェイスに魅せられ見てしまいました。
1作目は話題になったんでしょうか? 全くのノーマークでしたね。 2作目を見る前に見ておけば、ちょっと後悔した作品でした。
この1作目の大きなテーマは、3姉妹とグルーの出会いですね。 そしておじさんのグルーの成長譚にもなっています。 意外とマザコンのグルーが、乳離れをするという側面も持っており、今まで結構引きずってきたのがグルーの性格形成になっているところなんかは結構面白い設定でもありました。
また博士も意外と情があるようでないという、何とも掴みどころない性格付けになっています。 2作目ではグルー自身の環境が変わりますが、まずこの作品では子供たちの出会いがちょっと感動の設定になっています。 お気楽に見れますが、その中で少しほろっとさせる憎い作品でした。
「2」の記事です、参考までに→http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10248390.html

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ミニオンたちと泥棒に

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地下にたくさんいるミニオン

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親のいない3人の子供たち


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ある考えで里親に

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しかし彼は子供嫌い

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