anttiorbの映画、映像の世界

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男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎

1983年作品、山田洋次監督、渥美清竹下景子倍賞千恵子出演。
 
車寅次郎(渥美清)がふらりとやってきたのは義弟の博の生家がある備中高梁。 今年は博(前田吟)の亡父の三回忌にあたり、その墓参りを思いついて訪れたのである。 
寅次郎は昔ここを訪れた時、博の父・飆一郎(志村喬)には世話になったことがあり、その恩義を忘れていなかったのだ。 その帰り、階段を必死の思いで登っている住職・石橋泰道(松村達雄)を見つけた。 法事で飲まされて大変そうだった。
そこに現れたのは、この蓮台寺の住職の娘・朋子(竹下景子)だった。 一瞬にして一目惚れする寅次郎、そしてその晩住職と意気投合して深酒をしてしまった。 朋子の弟・一道(中井貴一)は仏教大学に在籍しているものの写真家になりたいといって父と対立していた。
次の日、寅は一夜の宿のお礼を言って、帰ろうとした、その時タクシーが迎えに来た。 今日の法事のお迎えであった。 しかしひどい二日酔いで住職は立てなかったのである。 そこで代役を買って出たのは、寅次郎であった。 寺の近くで育って、的屋での口上ができる寅は、行った先での法事で大ウケだった。 その日からここにいついてしまう寅次郎であった。
博の父が亡くなり、今年の三回忌、そこで久しぶりに兄弟が実家に集まることになった。 亡くなってから誰も住んでいない父の家、長男の毅(梅野泰靖)はここに誰よりも思い入れがあった。 
法事の時に博とさくら(倍賞千恵子)は驚いた。 なんと寅次郎が、住職のとなりで手伝っていたのである。 法衣も着ていた。 そして何食わぬ顔で、博の兄弟たちと接する寅。 
その夜、博の長兄・毅はこの家に住みたいと言い出した。 しかし次兄の修(穂積隆信)は財産相続の不公平を訴える。 結局家を処分し、均等に分けることになり、やりきれず部屋を出ていく毅だった。 そして寅次郎にも、大変な噂が立ち始めていた・・・
 
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 今年もコメント頂けたら嬉しいです。
 
お正月と言えば「男はつらいよ」ですね。 私の子供の頃の正月といえば、寅さんでした。
晦日だったか、元旦だったか、昔吉祥寺にあった映画館に行ったら、お休みだったこともありました。 でも、この映画を見ないと正月は来ない、そんな作品でした。
マドンナといえば、4回出演で、リリー役でお馴染みの浅丘ルリ子さんですが、私は3回出演で、いつも違う役の竹下景子さんの回も好きですね。 特にこの彼女の1作目のこの岡山の回がいいですね。
お寺の住職の出戻り娘、若々しい竹下さんがなんとも可愛く、綺麗なんですが、この回は寅さんが軽くフルんですね。 マドンナをフッてしまう寅さんの回も少ないですがあるんですね。
お正月なんで、今年は寅さん作品を何本か取り上げたいと思います。


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博の故郷のお寺で

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なんと寅さんはお坊さんに!

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そして娘と意気投合

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とらやの面々

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追いかけて北朋子だったが

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