anttiorbの映画、映像の世界

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プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

 
移動遊園地で命懸けのバイクショーを行い、その日暮らしの生活を送る天才ライダー、ルーク(ライアン・ゴズリング)。  この街に来たのは久しぶりだった。  また別の街に移動するのが彼の生活だ。
ショーのあと少年たちがサインをして欲しいと群がっていると、後ろに懐かしい女の顔があった。  かつての恋人ロミーナ(エヴァ・メンデス)だった。 せっかくだから送ることにして、彼女が今住んでいる家までバイクの後ろに乗せていったが、そこにはもう別の男と一緒に住んでいるらしかった。 
彼女には子供がいた。 驚いたことにその子は彼の子だった。 彼女はルークにそのことを知らせなかったし、いま一緒に住んでいるコフィ(マハーシャラルハズバズ・アリ)と母と4人暮らしなのだった。
ルークは悩んだ挙句、バイクショーを辞め、この街にとどまることにした。 寝座のないルークだったが、林の中を走っている時に知り合った男・ロビン(ベン・メンデルソーン)のところに厄介になることになった。 
彼は自動車の修理工だったが、実は彼は昔銀行強盗をしてちょっとばかり金を稼いでいた。 しかしあまりやりすぎると足がつくので、いまはやっていなかったのだが、ルークのバイクテクニックを見て、組んで強盗をやろうと持ちかけるのだった。 
ルークは笑ってやり過ごすのだったが、彼は自分の息子になにかしてやりたく、ロビンの誘いに乗ってしまうのだった・・・
 
はじめの長回しのシーンが非常に印象的で、はじめから画面に惹きつけられます。 前半の主人公がライアン・ゴズリングで。 中盤部分の話を引っ張るのが、ブラッドリー・クーパー、そして最後の部分は、デイン・デハーンという変則3部構成になっているんですね。
破滅型のルーク、だんだんと色が染まっていくエイヴリー(ブラッドリー・クーパー)、そしてその子供達と、何か因果に引き込まれていく、人生のドラマを見ているような作品でした。 
その日その日を自分のバイクの腕だけで、気ままに生きていたルークは、予期しないところに自分の分身のような息子がいたことを知り、彼が生き方を変えることから、大きく人生が変わっていくところなんかは、人間の因果関係を感じますね。
学もなく、バイクしか誇るもののない彼は、それでも息子のためになにかしてやりたい、急に芽生えた息子への強烈な愛情、一種の責任感が、彼の行き方を狂わし、悲劇に突っ込んでいくところはいたたまれないですね。 その後の因縁の物語がまた強烈な印象を残していきます。
キャスティングが、まさにいま絶好調の俳優ぞろいでしたね。 最後を飾るデハーンのバイクに乗って去っていくラストシーン、何か哀愁を誘いますね。 
全て因果関係に起因しているシーンの連続でしたが、これは様々な男の生き様を叩きつけるような、男臭の強い名作でしたね。(G)

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バイクショーでのバイク乗りのルーク

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昔の恋人、ロミーナと再会。そしてなんと

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久しぶりのこの地で、息子が生まれていた

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この地に留まることにしたルーク

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そして彼が取った行動は

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