anttiorbの映画、映像の世界

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すべては君に逢えたから

2013年作品、本木克英監督、玉木宏木村文乃倍賞千恵子出演。
 
佐々木玲子(高梨臨)は女優の夢を諦め、クリスマスイヴに養護施設で上演する劇を最後に田舎に帰る事を決めた。 最後の贅沢をするため、入った店で悉く会う男がいた。 ウェブデザイン会社社長・黒山和樹(玉木宏)だった。 <イヴの恋人>
 
東京のドレスメーカーで働く山口雪奈(木村文乃)と建設会社の仙台支社に勤務する津村拓実(東出昌大)は遠距離恋愛中。 雪奈はクリスマスイヴに開催されるブライダルショーをツムラに見てほしいのだったが。 <遠距離恋愛
 
オーナー兼パティシエ・大島琴子(倍賞千恵子)のケーキ屋でアルバイト中の大友菜摘(本田翼)は、クリスマスイヴにアルバイトの予定しか入っていない。 友人から、憧れの三上先輩が来るというカラオケ大会へ誘われるが。 <クリスマスの勇気>
 
いつも明るく元気な女の子、寺井茜(甲斐恵美利)は両親と離れて、養護施設で暮らしている。 施設で教員を務める岸本千春(市川実和子)は、そんな茜をいつも優しく見守っていた。 <クリスマスプレゼント>
 
毎年、大島のケーキ屋でクリスマスケーキの予約をする宮崎正行(時任三郎)は新幹線の運転士。 しかし今日が最後の運転だった。 彼は退職するのだ。 惜しまれながら東京駅を後にする宮崎だった。 〈二分の一成人式

琴子はアルバイトの菜摘に49年前の昔話を披露する。 親の決めた婚約者がいる男と恋に落ち、駆け落ちを決意、クリスマスイヴに東京駅で待ち合わせるが男は現れなかった。 それっきりその男とは会っていない。 <遅れてきたプレゼント>
 
この先、クリスマスまで公開が続く作品になるんでしょうか? 6つの話が、それぞれ繋がりあった、一種のオムニバスになっています。 
どれも心温まる出来の話に仕上がっています。 寒いクリスマスの夜に、心の中から暖かくなれたらいいのに、クリスマスにちょっとした奇跡が起きないかなあ。 
そんな話が集まっている作品ですが、その中でひときわ涙を誘うのが、“二分の一の成人式”でした。 
今の小学生は10歳になるとこんなことをやっているんでしょうか? 父母を呼んで、こういうのをするのはちょっと抵抗がありましたが、10歳の少年・幸治役の山崎竜太郎くんが上手かったですね。 彼の泣き顔だけで十分でした。 
まあおじさん一人で見る作品ではありませんでしたが、意外と一人で見に来ている人が多かったです。 まあこれからクリスマスが近づいてきたときに、ぜひカップルでという物語でした。





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クリスマス・イブにバイトの菜摘

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東北復興のため、遠距離恋愛をしている津村

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ホワイトクリスマスの港に・・

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優秀な運転士だった宮崎

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しかし彼は仕事を辞め…

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