anttiorbの映画、映像の世界

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幻想ミッドナイト(後編)

後編です。全体的に後半になるにつれ、暗い話、画像となっていきます。七話の主役は筧利夫。過去に心中をして生き残った男の苦悩、報いを描いた話。八話は伊藤洋三郎だがこれは最後のどんでん返しは、性別を越えていてちょっと無理がないか?九話は八千六百五十三円の女という題名からは、何がテーマかわかりませんが、榎本加奈子が小悪魔を演じています。いいころの榎本加奈子ですね。本当は小悪魔ではなく・・・十話は題名のとおり妖怪の登場です。主役は白井晃古畑任三郎の芳賀啓二役が自分は印象に残っています。そして最終話は一時間枠のスペシャル版。主役は片岡礼子。まああえて長くする理由は何かなと思いましたが、尺を長くした分しっかりと展開が解り、見やすかったですね。ラストの展開はちょっとXファイルみたいですね。日本の作品ではないラストになっています。前編でも書きましたが、やはり一時間枠がほしかった作品がありますね。また今は深夜枠でも放送しづらい作品も多く、貴重なドラマだと思います。こんな企画自体今は無理なんでしょうかね?