anttiorbの映画、映像の世界

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ソルト


ここ北朝鮮で拷問を受けている女、スパイと思われている。 水を口に流され、残忍な方法だが、彼女は必死に否定する。 
捕虜の交換でようやく釈放された彼女・CIA女性職員イヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)、引取りにきてくれたのは同僚のテッド・ウィンター(リーヴ・シュレイバー)だった。
アメリカに帰った彼女、夫のマイケル・クラウス(アウグスト・ディール)はたいへん優しく、蜘蛛を飼っている学者だった。
ある日ロシアからやってきた謎の密告者オルロフ(ダニエル・オルブリフスキー)が捕えられる。 尋問は彼女の役目だった。 オルロフの告白は、一同に衝撃を与える。ケネディを暗殺したのは、オズワルドだが、彼はソ連に亡命して、送り込まれ戻されたのがアレックというスパイで、そして暗殺者だった。 その日からソ連はスパイ養成期間を作り、今回ロシア大統領を暗殺するために、今日、ロシアからのスパイが送り込まれるというものだった。
なぜロシア大統領が殺されるのか? CIA職員はもちろん信じない。 しかし最後にロシアのエージェントの名前を言う。 「それはイヴリン・ソルトだ」 その瞬間彼女は拘束されることになった。
今までの仲間が、ソルトに外部に連絡を取らせてくれない。 心外な彼女は拘束をよしとしなかった。 そして彼女は脱出を図るのだった。 
いったい彼女は本当にロシアのスパイなのか、それとも彼女ははめられたのか? そしてオルロフの正体は?・・・

男性アクション俳優顔負けの凄まじい立ち回りを演じるアンジョリーナ・ジョリー。 まさに彼女の本領発揮の作品ですね。
ソ連からロシアに移行した時、一時的に力が弱まりましたが、プーチンの登場から、再び強いロシアになりつつある現在、説得力のある作品になってしまいましたね。 本当の敵は誰なのか、また本当の見方は誰なのか、観ているあいだも2転3転しますので退屈せずノンストップで走り抜ける作品ですね。
今回はDVDでの視聴だったので、別エンディングも見れました。 そうすると途中がカットされそれが伏線となり、別バージョンのラストになります。
私はオリジナルバージョンの方がすっきりしている感じがしました。 CIAから脱出するときに有り合わせで武器を調達するときなど結構見どころ満載ですが、やはり逃亡シーンがこの作品の核ですね。
はじめ金髪で出てきて違和感があるのですが、途中黒髪に染めるところなんかは、いよいよ戦闘バージョンにという感じでまたいい変身だったと思います。
結構秀作でした。

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疑いがかけられ脱出するソルト

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しかし近くの物を理容師武器を作る

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脱出して逃げるソルト

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愛する夫を殺され、髪を染め

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反撃を開始する

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