神室町の消費者金融 「スカイファイナンス」 代表取締役兼キャバクラ 「エリーゼ」のオーナーの秋山駿(山寺宏一)は大阪にいた。 蒼天堀支店開設のための準備として、貸しビルの一角にいたのだが、なかなか開設までには至っていない。
ある日の深夜、芸能事務所社長の朴美麗(朴璐美)が死んだという知らせが入る。秋山と朴とは知り合いだった。 いやそれだけではない。 彼女には3億という大金を貸していたのである。
もちろん秋山がお金を貸すのにはテストを受けなければならない。 しかし朴はあらゆる困難なテストに真摯に取り組み、見事すべてクリアし、大金の融資を受けることができた。 そんな朴が自殺をしたこととされている。 秋山はにわかに信じられない。 そして彼は独自に調査をしようと決心した。
すぐにダイナチェアに向かう秋山だが、現場は警察に立ち入り禁止にされてしまっている。 しかしその事務所の前で呆然としている一人の少女を見つけた。 それはだれあろう澤村遥(釘宮理恵)であった。
「桐生さんのところの・・・、大坂にいたんだね」 遥は秋山と同じで、決して朴社長は自殺などするはずはないと確信していた。 そして二人はこの事件の真相を調べるために協力することとなっていくのだった・・・
第三章の後半部分から秋山が登場です。 なぜ彼が蒼天堀にいるのかは、柄にあわず支店開設のためです。 しかし元来の性格からなかなか開設に至っていないのは秋山らしいですね。 恐らく花ちゃんが来なければ、蒼天堀支店は無理では・・・
でもそんなこんなが吹っ飛ぶ事件が上記の事件です。
面白いシーンは、もしかすると殺人事件に絡むから秋山が遥に大人しくしてほしいというところで、結局強い意志の遥に逆に怯むところですね。
「おとなしくしてないよね。だってあの桐生さんと一緒だったんだからね…」 そのセリフがいかに桐生が凄い男で、その桐生と一緒に暮らしていた遥が、凄い少女かを物語っているシーンです。
もちろん遥は戦いませんが、もしかすると精神的にはその辺の怖いお兄さんなんかより全然強いんでしょうね。
さて秋山ですが、また例の師匠が登場します。 ここでのポイントは、遥でロッカーを開けないことですね。 鍵の収集は良いですが、最後秋山でしか拾えない鍵はしっかり秋山で拾い、秋山でロッカーを開けることが望ましいですね。
また秋山にはアナザードラマはありません。 その点は遥に譲っています。
本来ここは遥が全編でいいのではと思う設定ですが、最終章のバトルはやはり男が欲しかったんでしょうね。 ピンチヒッター的な秋山の登場編でした。
蒼天堀にいた秋山
朴社長の死で遥に出会う
遥のダンスの先生
秋山の師匠?