anttiorbの映画、映像の世界

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すーちゃん まいちゃん さわ子さん

2013年作品、御法川修監督、柴咲コウ真木よう子寺島しのぶ出演。

料理好きで十数年カフェで勤務している、すーちゃん(柴咲コウ)こと森本好子。 OA機器メーカーに勤めている、まいちゃん(真木よう子)こと岡村まい子。 母と二人で祖母を介護している、WEBデザイナーのさわ子さん(寺島しのぶ)こと林さわ子。
3人は今日は集って、ピクニック。 すーちゃんの料理は何げなくてもおいしい。 ふとさわ子さんが言 う「こんな感じでどんどんおばさんになっていくんだよね」沈黙の3人。  
厳しいオーナーの木庭葉子(木野花)が経営しているカフェで、2人の社員のうちの一人のすーちゃん。 バイトが2,3人いるが、愚痴を聞くのが上手く、そのためストレスも溜まる。 クレーム処理も彼女がかりだされる。
まいちゃんは後輩を厳しく指導しながら、上司のクレーム処理に付き合わされる。 綺麗だが打たれ強いと思われている彼女は、結構セクハラもどきの言い方もされている。 疲れて帰ると不倫中の彼氏が家に来ていたが、子供がおたふく風邪になったと言って帰ってしまう。
さわ子さんは母と祖母と3人で暮らしているが、祖母はほとんど寝たきりになりつつある。 たまに弟家族が来ても祖母に挨拶もしないことに怒りを感じている。 しかし3人ともそれぞれ小さな事件が起こってくる。
すーちゃんはカフェの中田マネージャー(井浦新)に恋心を持っている。 しかし同僚の岩井美香(佐藤めぐみ)にかっさらわれてしまった。 まいちゃんは調子よく時間のある時だけ家庭を抜け出てくる不倫相手と、決着をつけようか悩んでいる。 いろんなストレスを抱えすぎていることを自覚して何かを捨てようと決意するのだった。
さわ子さんはたまたまそばを届けに来た幼馴染といい感じになり、付き合い始めるのだったが、結婚間近にあることを言われキレてしまう。
3人は昔同じ職場で働いて以来の付き合いだった。 そしてこれからもずっと付き合っていける友達だった…

最近考えさせられることが多く、ほのぼのとした作品が見たいと思い鑑賞してきました。 男にはなかなか奥の見えない女性の心の内を描いた作品でしたね。
女性の幸せっていったいどういう形なのかを3者3様で、思い悩み進んでいくところは新鮮でした。
この作品では、勝手な男、優柔不断な男、いい年をして親の言いなりの男、そして若くかわいい男、逆にいろいろな男も出てきて、自分は一体どの男なのかなとも思わせられる感じもしました。
またどんな男と出会えばこの3人はいい人生を送れるのだろうかとも考えながら見ていましたね。 久しぶりに柴崎コウをスクリーンで観ましたが、だんだん彼女の作品と料理っていうパターンが合ってきているような気がしました。
食堂かたつむりhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/1467992.html でも小さな食堂で腕を振るうシェフでしたし、今回もちょっとした料理も出てきます。
御法川修監督の作品は先日「人生いろどり」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8689530.html を見たばっかりですが、疲れたとき、ちょっとぬくもりが欲しい時にはいいのではないでしょうか。
新作も見たくなる監督ですね。 良い3人の女性のトライアングルを見た作品でした。

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すーちゃんにすがるまいちゃん

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年下の男とすーちゃん

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不倫している男とすーちゃん

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それぞれを抱えている3人

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こんな空間に憧れる

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