anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

ザ・レイド

2011年作品、ギャレス・エヴァンス監督、イコ・ウワイス主演。

新人警官のラマ(イコ・ウワイス)はトレーニングに余念がない。 装備も確かめ、弾も込めた。 彼はもうすぐ父親となる。 父に兄を必ず連れて帰ると言い彼は出て行った。
インドネシアジャカルタ、スラム街にある30階建ての高層ビル、今まで10年間警察さえも手出しできなかった麻薬王タマ・リヤディ(レイ・サヘタピー)の支配下にあるギャングや殺し屋、ドラッグの売人たちのアジトだった。 今そこに乗り込もうとしているワヒュ警部補の指揮下、ジャカ巡査部長(ジョー・タスリム)率いる20人のSWATチーム。
タマは冷酷無比だった。 処刑する時もためらいはない。 アパートの入り口で彼らの到着のバスを待っていたのは、警部補だったが、連れてきたのはまだ若い部下だった。
不満そうな警部補。 不気味なアパート、二手に分かれ突入する。 途中726号室の男がいた。 彼は部屋に戻るところだったが、凶悪そうではなかった。 普通の住人もいるらしい。 しかし大概の住人は、普通ではなかった。
下の階の者たちは不意を衝かれ次々と縛り上げられていった。 5階で少年がいた。しかし少年は逃げ出し警察の侵入を叫んだ。 警部補は少年を射殺した。 もう一人の少年が非常ボタンを押した。 突入がタマに知れることになった。
あらゆるところにカメラを仕掛けている彼は、隣のビルに応援を頼み、狙撃を依頼した。 ここ一帯はタマの息がすべてかかっているらしい。
いよいよ全面戦争の様相だった。 果たして警察はタマを逮捕することができるのだろうか?…

ノンストップバトルアクションのインドネシア作品です。 2012年でこれをベストとあげる人は多かったですね。 早くも続編決定です。 2では多くの日本人俳優が出るらしいです。 DVDでも続編のお知らせ入りでした。
銃撃戦から始まり、肉弾戦に写っていくのですが、タマの用心棒の最狂戦士のマッド・ドッグ(ヤヤン・ルヒアン)が強いこと。 とても1対1ではかないません。
主人公兄弟が力を合わしても素手で歯が立たないほどなんですから。 やっとの思いで倒しますが、続編ができるなら倒してしまうべきではなかったかも。
ところが続編にも出演するそうですね。 どういう設定なのか楽しみです。
この作品では、兄弟の絆がテーマとなっていますが、敵と味方となっているところから、弟の気持ちを感じ、最後は脱出に協力します。 でも最後は別れていくんですね。 これが2につながるのか? 楽しみなところです。
ストーリーというよりアクションを楽しむ作品ですが、こんな設定の巨悪アパートは、ちょっと 「死亡遊戯」 を思い出しました。
2014年公開の2とハリウッドリメイク両方期待ですね。(Ka)


イメージ 1
突入する警察

イメージ 2
しかしここは悪の巣窟

イメージ 3
どんどんやられていく警察

イメージ 4
そして肉弾戦に

イメージ 5
手練れが多く

イメージ 6
兄弟力を合わせ

イメージ 7