家の前でトジュンが車に当てられた。 ひき逃げのベンツを追っていくジンテ（チン・グ）について行くトジュン。 実はトジュンは知的障害があるのだった。 なかなか物事を覚えるのができない。
ベンツを見つけ、サイドミラーを壊すジンテだが、ジンテはそれをトジュンがやったことにしてしまう。 ゴルフ場でひき逃げの奴らを見つけいきなり襲いかかる二人。
警察に連れて行かれ、警察からは示談にするよう言われる。 しかしサイドミラーを壊したのはまずかった。
トジュンは馬鹿と言われると逆上する癖がある。 相手からバカと言われ警察でも掴みかかってしまった。 母はお金が必要になってしまった。 トジュンはむしゃくしゃしてジンテと待ち合わせをして酒を飲んでいたが、ジンテはゴルフ場で池の中を漁っていた。
一人酔っぱらい、店から帰るように追い出されたトジュンは、帰り道1人の女子高生に出会う。 後から追いかけながら声を掛けるトジュンだったが、女の子は廃ビルに入って、返事の代わりに石が飛んでくるのだった。
翌朝、ビルの屋上でその女子高生の無残な遺体が発見される。 そしてトジュンが捕まってしまった。 母の驚きは大きかった。 トジュンは人など殺せない。 そう信じる母の奮闘が始まる…
ウォンビンがちょっととろい男役で登場します。 たしか韓流ブームの絶頂のころ四天王と言われたと思いましたが、なかなか画期的な作品に出ていますね。
キム・ヘジャは韓国の母と呼ばれる国民的女優なんですね。 韓国作品にあまり詳しくないのですが、なかなかうまい演技をする女優さんでさすがでした。
頼りない息子をただひたすら愛し続ける健気な母ですが、物語は殺人事件の推理捜査の様相となっていきます。 警察が始め取り合わないところ、母の必死な捜査で警察がトジュンの無実に傾き始めるのですが… という物語も最後の返しが面白かったですね。
韓国作品は表情の描写がはっきりしているので、ストレートな感じを受けますが、ただで終わらない感じの作品でしたね。（Ｋａ）
その時トジュンはある行動をしていた
