2012年作品、キャスリン・ビグロー監督、ジェシカ・チャステイン主演。
アメリカにとって忘れられない日、2001年9月11日、テロ組織アルカイダの指導者、ビンラディンが首謀者と言われている全米同時多発テロの日。 たくさんの悲鳴、叫び、3000人以上が亡くなった日。 その日からアメリカはテロの首謀者を必死に探すことが重大な使命となった。
しかしアマールはなかなか口を割らない。 組織の一人をとらえ、そこから情報を得ようとしているが、それは困難な作業だった。 そうこうしているうちに、中東で、イギリスでテロが起こっていく、自爆テロだ。
マヤは強い拷問だけでなく、実際にテロが起こったことを隠し、小さな情報によりテロが防がれたことにして、アマールに柔らかく尋問をしてみるが、思うような効果は上がらなかった。
しかし必死の探索、関係者から、巧みに自白に追い込むことから、アブ・アハマドという名前が浮かび上がってきた。 果たしてこの名前の主は実在するのか? またどういう役割を持っているのか?
マヤはこの男の探索に乗り出すのだったが、同僚のジェシカ(ジェニファー・イーリー)とのディナー中に爆破事件に遭遇する。 果たして彼女は…
157分という大変長い作品です。いろいろな方のレビューを読むと、様々受け取り方が違いますが、私はそんなに長く感じることは無かったです。
。もちろんこれはアメリカ側からの見方なので、アルカイダが徹底的な悪に描かれている様に見えます。 9.11で3000人の方が犠牲になっているので、仕方がないことですが、いざ中東との関係からすると、大義のないイラク戦争とか、イスラム側にも言い分があるようにも思えます。
この考え方は第3者的な日本人だからですが。
「ハート・ロッカー」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6752394.html もある一人の人物に焦点が当たっていますが、こちらは国を挙げての作戦にかける一人の女性ということから、スケール感が出ており、誰しも知る世界的な事件に繋がっていくという作品としても大きな物に仕上がっていて、個人的にはとても興味ある作品となりました。
友の死を乗り越えて
いよいよ作戦決行が近い、佇むマヤ
突入する部隊
混乱の中
すぐに現地に飛ぶ
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