anttiorbの映画、映像の世界

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ライラの冒険 黄金の羅針盤

2007年作品、クリス・ワイツ監督、ダコタ・ブルー・リチャーズ、ニコール・キッドマンダニエル・クレイグ出演。


人には 「ダイモン」 という動物の姿をした分身、守護神がついている。 そんな世界のお話。
黄金の羅針盤という真理計を読むことができる人はただ一人。 それがライラ・ベラクア(ダコタ・ブルー・リチャーズ)という少女だった。 オックスフォード大学のジョーダン学寮に住むライラは下働きのロジャー(ベン・ウォーカー)といつも外で活発に遊んでいる少女だった。
彼女は叔父のアスリエル卿(ダニエル・クレイグ)からこの学寮に入れられ徹底的に躾られようとしていたが、彼女は窮屈でたまらない。 ライラのダイモンはパンタダイモン。 アスリエル卿は探検家であまり顔を合わせることがないが、彼はちょっと周りから危険視されているようだった。
ある日綺麗な貴婦人・コールター夫人(ニコール・キッドマン)がライラを引き取りたと申し出る。ライラはなんとか抜け出したいと思っていたので、彼女に任せ学寮長説得させ、上手く抜け出すことになった。
出発前、学寮長が彼女にあるものを渡す。 それは決してコールター夫人には見せるなと言った。 それは黄金の真理計だった。
その頃、街では、子供たちが連続して誘拐される事件が頻繁に起こり、それは誘拐団ゴブラーによる犯行と噂されていた。 始めは少しあこがれの存在だったコールター夫人だったが、だんだん怖く、恐ろしい人物だということがわかり始める。 そしてある日夫人の手から逃げ出すのだった。
しかし追手がライラに迫ったその時、彼女を救ったのは船上で暮らすジプシャンという民族だった。 遊び仲間のビリーはジプシャンの子供だったが、彼が消えたということだった。 果たしてコールター夫人の正体は、ライラは消えた子供たちを救うことができるのだろうか?・・・・

悲劇な作品となってしまった映画ですね。 3部作の予定が、あと2作品が打ち切りとなってしまいました。
ラストも「つづく・・」という感じに完全になっているので、これはちょっとじれったさが残ります。 そこそこ興行収入もあったと聞いていますし、起用された俳優陣も豪華で、CGも設定もいいのでちょっともったいないでしたね。
ただもう時間が経ってしまい、ライラ役のダコタ・ブルー・リチャーズも大きくなってしまったからもう同じ配役は無理ですね。
リブートで誰かやり直してくれないかなと思いました。 連作を作るときは、途中でひしゃげないでほしいですね。 見るもの、演じるもの皆が悲しくなり傷つくんではないでしょうか。

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ライラとビリー

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彼女はコールター夫人と学寮を抜け出すが

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叔父のアスリエ卿

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コールター夫人の本性は

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ライラは夫人からも逃げ、冒険に踏み出す


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