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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁

2016年作品、ダグラス・マッキノン監督、ベネディクト・カンバーバッチ主演。

第2次アフガニスタン戦争でジョン・ワトソン博士(マーティン・フリーマン)は重傷を負ってしまう。 そして、軍から除隊をした後、彼はロンドンに行くことになる。 そこで、彼はシャーロックホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)のところに連れて行かれる。
そこでシャーロックは、なぜか死体をムチ打っていた。 ちょっと戸惑うワトソンだったが、独特な感性を持ち、洞察力が鋭いシャーロックと、ワトソンは同居することになるのだった。
1895年に、クリスマスの直前に、ワトソンとホームズはロンドンは馬車で帰ってきた。 新しい話を、シャーロックの今までの活躍で、どこを書こうかと迷っているとき、ふと思いついた話が、“THE ABOMINABLE BRIDE =忌まわしき花嫁”という話だった。
ベーカー街にある彼らの家で出迎えたのは、ハドソンさん(ウナ・スチュブス)は、自分の出番が少なく、セリフが無いことをちょっと不満だった。そのためサービスが薄くなってしまい、ワトソンに台詞を増やすように指示するシャーロック。
そこに現れたのが、レストレード警部(ルパート・グレイヴス)だった。 何かに怯えている警部の様子を不審に思ったシャーロックは、彼が今関わっている不可思議な事件の話を聞き出すのだった。
それは、エメリア・リコレッティ(ナターシャ・オキーフ)という夫人が、両手に拳銃を持ち、乱射した事件だった。 そして彼女は最後自分に拳銃を向け、自殺をしたのだった。 それだけならただの自殺なのだが 、その後になんとも不可思議な事件が起きたのだった。
夫のユースタス・カーマイケル卿(ティム・マキナニー)が花嫁姿の女にショットガンで撃ち殺されたのだった。 そして彼は撃たれる前に、その女を「エメリア」と言い残したのだった。 女は霧の中に消えて行った。
死んだはずの妻が夫を殺す? すぐに、警察は死んだはずの婦人の遺体を確認に行ったが、そこには死体があるだけ、しかしそこには「YOU」と書かれた血文字があったのだった。 夫人の亡霊が起こした殺人事件なのか?…

BBCの「SHERLOCK(シャーロック)」の、今年お正月に放送されたスペシャル版が、日本では劇場作品として公開されました。 旧作を一度も見たことが無かったので迷っていましたが、まずはこ れを見て旧作を見てもいいかなということと、カンバーバッチの近作「ブラック・スキャンダルhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13877589.html では彼の出番が少なかったので、こっちで堪能しようかとも(^^)
まあこれはなかなか難解なのと、やはりシリーズの世界観がわからないので、人物背景が、シリーズキャラなのか、ゲストキャラなのかの境目がちょっとわかりませんでした。 是非シリーズをしっかり見ている方がいたらご教授願いたいですね。
テレビシリーズなので、そういうつくりと、ラストにメイキングというか番宣が入っています。 まあこのあたりは、シリーズファンへのサービスといったところなんでしょうね。
物語は、舞台が1895年が中心で回っていきます。 いろんなシャーロック・ホームズの事件の中で、難解だったものを取り上げることから始まるこの事件にスポットが当てられていきます。
この気が触れたような夫人の銃の乱射からの自殺。 しかしそこから起こってくる連続殺人事件。 そして犯人はすべて花嫁の格好をしているんですね。 さすがのホームズも、なかなか真相にたどり着くのが苦戦します。
ただ、現代との行ったり来たりになり、夢とも幻想ともつかない中の探索になって行くんですね。
事件事態というよりも、このスペシャルの作りが何とも難解な感じの作品でした。

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次の作品の構想を練るワトソン

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2人を出迎える夫人

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思いにふけるシャーロック

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そこに事件の依頼が

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このコンビで解決なるか?

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