anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

いつか晴れた日に

1995年映画、アン・リー監督、エマ・トンプソン主演。
 
ヘンリー・ダッシュウッド(トム・ウィルキンソンは臨終の床にあった。 彼はイングランド南西部はサセックス州の私園ノーランド・パークの主である。 そのわきには先妻との間の息子ジョン(ジェームズ・フリート)がいた。
今の妻との間には3人の娘がいた。 ヘンリーはその娘たちの行く末を案じていた。ジョンは彼女らの世話をしようとするが、強欲な妻のファニー(ハリエット・ウォルター)がそれを阻止、父の遺言は反故に。 娘たちには年間500ポンドしか与えられなかった。
ジョンとファニーは母娘が住んでいたノーランド・パークに乗り込み、彼女たちを邪慳に扱うようになる。 そこにファニーの弟のエドワード・フェラース(ヒュー・グラント)がパークを訪れる。
彼は紳士で決して3人の姉妹に邪険な態度を取らなかった。 3姉妹は分別ある長女エリノア(エマ・トンプソン)、多感な次女のマリアンヌ(ケイト・ウィンスレット)、おてんばな三女マーガレット(エミリー・フランソワ)。 エレノアはそんなエドワードに惹かれるのだった。
二人はやがて親密な仲に。 二人の結婚を夢見るダッシュウッド夫人(ジェンマ・ジョーンズ)だったが、ファニーは 「貧乏娘が金持ちにたかろうとしている」 と彼女を侮辱。 怒った夫人は従兄のジョン・ミドルトン卿(ロバート・バーティ)の申し出を受け、彼の小さな別荘バートン・コテージに引っ越すことを決めた。
バートン・パークでジョン卿とその義母ジェニングス夫人(エリザベス・スプリッグス)の歓待を受けた母娘は、つましい生活をはじめる。 そこへジョン卿の親友で隣人のブランドン大佐(アラン・リックマン)が来訪。
大佐はマリアンヌに会うや一目で彼女を愛するようになる。 ところがその矢先、彼女の前に“白馬の騎士”が文字通り登場。 その若く魅力的な紳士ジョン・ウィロビー(グレッグ・ワイズ)にマリアンヌは虜になる。
ブランドン大佐はなぜか競い合おうとはせず、ひたすらマリアンヌを思い続ける。 奔放なマリアンヌは派手にウィロビーと行動し、周りは二人が一緒になると信じていた。 しかしある日突然ウィロビーはロンドンへと言ってしまう。 婚約の約束はなかったのだった。 またエリノアはエドワードがコテージを訪れるのを待ったが、音沙汰はない。 はたしてダッシュウッド家に幸せは訪れるのだろうか?・・・・
 
イギリスの貴族社会の一辺が見える19世紀の映画ですね。
キャストがしっかりしていて、結構見ごたえがありました。
ついこの前「MIB3」でO役をしていたエマ・トンプソンがしっとりとした役でちょっとギャップを感じましたが、こっちが適役ですかね。 華やかな都会ロンドンと、自然豊かなバートン・パークでの展開は映像的にも素晴らしく別世界に浸れる良質な作品でした。
 
イメージ 1
紳士のエドワード
 
イメージ 2
家族を支える彼女
 
イメージ 3
ダッシュウッド家はつらい立場に
 
イメージ 4
ブランドン大佐、静かに見つめる男
 
イメージ 5
この家族を見守るエドワード
 
イメージ 6