anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

劇場鑑賞

先月から、時間が合えば劇場に足を運んで話題作を観るようにしています。
今までは定期的と言っても1年に数えるほどで、特にここ半年はいろいろな事情が合って映画館に行くことは不可能だったのですが、いろいろ落ち着いたこともあって時間を取るようにしました。
そんなわけでふと思ったのですが、いったいいつ頃から映画館なる物に足を運んだのか思い返してみました。
私の子供のころは、なんといっても怪獣映画でした。 東宝映画で夏休み、GW、正月に来るゴジラでしたね。
併映で大体5本立てくらいでアニメ(当時は漫画映画)や、ウルトラマンが併映でしたが、ゴジラ以外はテレビでやった物をただ流しているだけでした。
劇場用オリジナルはは確か 「パンダコパンダ」 くらいでは?もちろん親同伴でなきゃいけませんでしたね。
後は話題作でしたね。 「日本沈没」 「ノストラダムスの大予言」 といった日本のSF映画といったところを連れて行ってもらいました。
今でも覚えているのは、「日本沈没」で藤岡弘、いしだあゆみのラブシーンの時に映像がずれて客席からヤジが飛んだことでしたね。めったに無いことでしたがその時だけでしたね、そんなことがあったのは。
そこまではまだお子様映画の範疇でしたが、初めて映画を意識して見たのは、洋画では 「ジョーズ」 邦画では 「男はつらいよ」 シリーズでした。
このあたりからだんだん一人で見に行くか、友達同士で行くようになって行きました。特に 「男はつらいよ」 は本当に場末の地元の映画館で見ていました。
当時映画館の上映時間がわからず、早く行き過ぎて1時間以上もぶらぶらしていたのを覚えています。 そこは椅子も古く、長く座っていると腰がもの凄く痛くなるんですが、併映の 「俺は田舎のプレスリー」 では客は私一人でした。
でも 「男はつらいよ」 になるとワサワサと客が増え、気がつくと7割くらい埋まっていました。
最初は叔父といったのですが、併映が「ドリフターズ」の映画で、どちらかというとそちらが目当てでした。 でも寅さんの世界に浸り始めると、スクリーンの中では断然寅さんの輝きが凄いのです。 ドリフのドタバタの笑いとは違った、作りこんだ笑いという素晴らしいものを感じ取ることがまだ小学生の私でも、少し理解できたのかもしれません。
それから年に2~3回来るシリーズは、バイトで忙しくなる大学生のころまでは欠かさず行っていました。 これが劇場での鑑賞の出発点になっていると思います。