anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

フィラデルフィア・エクスペリメント

1984年作品、スチュワート・ラフィル監督、マイケル・パレ主演。

時は1943年。 海軍に属しているデイヴィッド(マイケル・パレ)とジム(ボビー・ディ・チッコ)は明日の任務の前、水兵だけのパーティーに出ていた。
ジムは結婚を控えていて、子供も生まれるようだ。 難しい顔をしている若い科学者・ロングストリート博士(エリック・クリスマス)は明日の極秘実験のため少し神経質になっている。 実験内容は、相手レーダーに引っかからないようにする実験だった。
ただこの実験はもちろん乗組員には知らされていなかった。 駆逐艦エルドリッジは二人がスィッチを入れるとなんと本当に姿が消えてしまった。 空間がゆがみ気が付くと二人は砂漠のようなところにいた。
いったいここはどこだろう? 少し歩くと空き缶が落ちていた。 「ここはアメリカだ!」二人はとりあえず安心したが、場所がさっぱりわからない。
夜が更けてくると、突如上方からヘリコプターが現れ、威嚇射撃をしてきた。 必死に逃げるとヘリは操縦を誤って?墜落してしまった。 ヘリが落ちた場所の金網が破れそこから彼らはハイウェイを歩き始めた。
途中のドライブインに入り驚いた。 なんと見知らぬ機械がいっぱいある。 言葉は通じるようだが、何か雰囲気が違う。 外は嵐が近づいているようだ。
デヴィッドが電話をかけようと席を外したときジムに異変が起きた。 体から電流が発生し、周りのゲーム機を破壊してしまった。 驚く店主と客たち。
ジムは店を追い出され、銃を突き付けられた。 外で電話をかけていたデヴィッドはとっさに銃を奪い取り、近くにいた女性・アリソン(ナンシー・アレン)を人質にして逃げ出した。
訳が分からず途方に暮れる二人だったが、どうやらここは1984年らしいことに気が付き始める。 ジムは度重なる放電現象に悩まされ、苦痛を感じている。 病院に運ばれたが、どうやら外の嵐と反応しているようだった。そ
してベッドの上で、ジムは激しく苦しみながら消えてしまった。 ショックを受けるデヴィッド。 アリソンはデビッドを気遣い、行動を共にすることを決めた。 どうして彼は未来に飛ばされてしまったのか? 消えたジムはどうなったのか?・・・・

どうしてもまた見たくなって、LDで再見しました。 さすがに1984年が未来という設定に、今見るとそれさえ昔という感じがします。
でもこの映画はもしかすると実際に起こった実験の映画化と言われ、今も謎の実験と言われている 「フィラデルフィア実験」 をうまく描いている作品ですね。
当時イケメン俳優(こんな言い方はありませんでしたが)のマイケル・パレ主演でそれだけが目当てで見た方もいるのではないでしょうか?
この実験のうわさは結構いろいろなところでささやかれていて、資料が紛失したり、この実験のことを調べようとした人が不審な死に方をしたとか、さまざまな今でいう都市伝説を生んでいました。
真実はわかりませんが、そんなことを考えながら見ると結構面白い映画でしたね。そこにラブストーリを絡ませたラストが粋な映画でした。

イメージ 1
フィラデルフィア実験、船が一瞬消える

イメージ 2
飛ばされた時代で不審に思われる

イメージ 3
ジムが消えアリソンはデヴィッドに付き添う

イメージ 4
そして二人はこの時代のジムを訪ねるのだが

イメージ 5
実はここが分岐点だった

イメージ 6