anttiorbの映画、映像の世界

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今日も僕は殺される

2008年作品、ダリオ・ピアーナ監督、マイク・ヴォーゲル主演。

アイスホッケーのゲーム、いよいよクライマックスを迎え、イアンは(マイク・ヴォーゲル)は最後のシュートを放つが惜しくタイムアップになってしまう。
「あと2秒残っているだろう?」 タイムは確かに残っているのだが、レフェリーが取り合わない。 バックヤードでジェニー(クリスティーナ・コール)に慰められるイアン。ジェニーを車で送り、スコアボードの時計が止まっていたことの不思議さをジェニーに言うのだが、ジェニーはただ慰めてくれるだけ。
ひとり家路に着くイアンだが、途中踏切で何やらへんな物体が、人か?恐る恐る覗き込むイアン。 人らしいが動いているのであわてて車に戻り、発車しようとするが、やはり救急車を呼ぼうとするが圏外だった。
と、その時その物体が襲い掛かってきた。 引きずり出され、電車に轢き殺されてしまった・・・
目を覚ますとオフィスにいた。 電話に出ても無言。 上司から企画書の提出を言われる。 同僚のジェニーが心配をして声をかけてくれる。 親から結婚しろと言われているジェニー。 残業をして会社を出ようとすると、あわててエレベーターに乗ってくる男が、とその男が逃げるように降り外へ出てそのあと、、その男は倒れ死んでしまった。
家へ帰ると恋人のメディア(ジェイミー・マーレイ)が待っている。 人が死ぬのを見たというと慰めてくれるメディア。 
次の日出勤途中二人組の男を見る。 その男はアイスホッケーの同級生だった。 あとを追おうとすると見知らぬ初老の男に呼び止められる。
「狙われている。このままだと殺される。よく思い出せ!学生だった世界から、サラリーマンになっているだろう? この世界は幻だ。 やつらに何度も殺されるぞ!」
そしてその男は謎の生物にさらわれてしまった。 あわてて家に帰ってメディアに助けを求めたその時、メディアは彼を尖った腕で突き殺した。 「あなたが思い出すからよ…」 彼はまたも殺されてしまった…

原題は 「THE DEATHS OF IAN STONE」 ですから、邦題とも大して変わりませんね。 でもこれは面白かったですね。
ちょっとこの題だけだと敬遠しそうですが、何度も殺されるシチュエーションからどうやって逃れるか、また逃れられるのかという設定はなかなかでした。
夢っぽいところが「マトリックス」っぽいですが、設定はもっと多重世界ですね。 二つ目の世界までは夢落ちなのかなと思いましが、どんどん不利な環境になっていくところがなかなかどうしてうまい設定でした。
R-15ホラーで87分ですが、結構満足の作品でした。
監督のダリオ・ピアーナはあまりデータがないんですが、ちょっと期待したい監督になりました。


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殺されたと思ったら、オフィスにいた

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恋人のメディアが襲ってくる

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絶対絶命

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同僚のジェニー

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しかしまた襲われる?

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