1995年作品、ケヴィン・レイノルズ監督、ケビン・コスナー主演。
地球温暖化が進んだ結果、あらゆる都市が水没してしまった世界。
水上生活をしている男。 独特な船(ヨット?)に乗っている。 この世界では水が貴重なのだった。
海水はいっぱいあるのだが、真水は貴重だ。 上手く工夫して尿をろ過して飲むことも常識だった。
彼の船はトライマレン(三胴船)といい、人類は岩礁に人工島を作って細々と住んでいる。 彼の名はマリナー(ケヴィン・コスナー)。 海上を旅する男。 オアシスという海上都市に、旅の間に手に入れた品物を売りにきた。
彼は土を持っていた。土 は水とともに高く売れるのだった。 なぜ彼は土を持っているのだろう? 雑貨屋(酒場?)で買い物をして、彼はまた旅に出ようとしたとき、因縁をつけられた。
小競り合いになったその時、彼の正体が暴かれた。 彼は海中でも呼吸のできるエラを持つミュータントだったのだ。 とらえられ死刑にされるため檻に入れられる。
しかしそこにディーコン(デニス・ホッパー)の率いる凶悪な海賊集団スモーカーがオアシスを襲撃した。 オアシス側も必死に防戦するが、戦いに慣れているスモーカーはゲートを超えてオアシスの攻め入って来る。
強力なマシンガンも装備していて、だんだんオアシスがやられるその時、マリナ―の檻を酒場の女主人ヘレン(ジーン・トリプルホーン)が鍵を壊してくれ、危機一髪トライマレンで脱出した。 そしてもう一人・少女エノーラ(ティナ・マジョリーノ)と共に海に逃れた。
マリナ―は戦い方にも慣れていて、上手く同士討ちを誘いスモーキーをも蹴散らし3人はなんとか脱げ出した。 しかしマリナ―は助けた二人をなぜか迷惑そうに扱うのだった。 ヘレンはどうしてもマリナ―がどこから土を持ってきたか知りたかった。
それは伝説の陸地ドライランドの存在を信じているからであり、その秘密はエノーラの背中の刺青にあるという話があることからだった。 本当にドライランドはあるのか?3 人はそこを探し当てることができるのか?…
実際雨天の場合撮影不能となることから、結構コストが嵩んだらしいですね。 映画としても大ヒットというわけにはいかなかったでしょうが、発送は面白かったです。 ただ、人間ってあるべきものがないと退化してしまうんでしょうかね。 水、土、大地というものがないだけでここまで文明自体も無くなってしまうのか? またマリナ―がなぜミュータントなのか? そしてミュータントはいつからいるのか、どうして存在しているのか?などなど謎の多い作品でした。
海における冒険活劇という感じですが、設定からはSFというちょっとバランス感が保ちづらい作品でした。 まあ嫌いではなかったです。
気ままな生活のマリナーだった
秘密がばれ捕まったところに海賊が
なんとか脱出
その時ついてきた二人
しかしまだ追ってくるスモーカー