anttiorbの映画、映像の世界

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摩天楼はバラ色に

1987年作品、ハーバート・ロス監督、マイケル・J・フォックス主演。

カンザスで生まれ育った、ブラントリー(マイケル・J・フォックス)は憧れの大都市ニューヨークでの成功を夢見ていた。 反対する両親を何とか口説き、彼は片道切符でのニューヨークへの旅立ち。
しかし初めから彼は現実とぶつかってしまった。 就職しようといった会社は、乗っ取りにあい9割の従業員が解雇された。 片っ端から彼は面接に行くが、ことごとく経験がない、実績がないで不合格になってしまう。
隣で強盗事件の起こる怖い街でもあるニューヨーク。 そんな彼は今までやりたくなかったが、コネを使うことにした。
母の遠~い親戚がニューヨークの巨大企業・ベン・ロープ・コーポレーションの社長をしていた。 親戚と言うだけでなんとか会うことができ、彼は必至で自分を売り込んだ。
社長のブレスコット(リチャード・ジョーダン)は独裁的で平気で取締役の首を挿げ替える男だったが、ブラントリーに何か感じたのか、彼を雇うことに決めた。 しかし彼は一塊の配送係からのスタートだった。 でも何とか入口に立たしてもらったブラントリーは喜びに満ちていた。
そしてそこに現れた美しい女性、彼女は最年少の取締役のクリスティ(ヘレン・スレイター)だった。 しかし大きな隔たりを感じるブラントリー。 しかし彼はある日社長夫人を家まで送ることを命じられた。
ベラ(マーガレット・ウィットン)は欲求不満を感じているのだが、若いブラントリーが気に入った。 これがブラントリーに傾いた大きな運の始まりだったのだった・・・

マイケル・J・フォックスの映画では 「バック・トゥ・ザ・フーチャーシリーズ」 以外で、これが一番好きですね。
怖くて、でも魅力的な街、アメリカ人がみんな夢みる町、そんなニューヨークにマイケルが挑むという設定がいいですね。 彼の映画は彼が出ているだけで爽快感がありました。
悲しいことにパーキンソン病を発症してしまい、役者は引退しているようですが、必死の闘病生活の中、何とか頑張って仕事を少しずつしている姿は大変立派ですね。本当は彼の新しい作品が見たいんですが、彼の残した作品も素晴らしい躍動感あふれる作品が多くそれはそれでたまに見て楽しませてもらっています。
不治の病と言われていますが、もう一回スクリーンでの彼が見たいですね。

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ニューヨークに出てきたが、何とかコネでもぐりこんだ会社

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そこで会った若き取締役のクリスティ

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クビになった役員の部屋に潜り込みチャンスを狙う

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そして彼女と接点を得る

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社長夫人のベラ、運命的な出会いだった

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