anttiorbの映画、映像の世界

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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3


やっとのことで、マーティ(マイケル・J・フオックス)を1985年に返したドク(クリストファー・ロイド)は、喜びに浸っていた。 しかしそのとき、奇妙な黒ずくめの服を来たマーティーが現れた。 あまりの衝撃にドクは気を失ってしまうのだった。
一度は1985年に帰ったマーティだったが、自らの失敗から歴史が変わってしまい、1955年11月12日で、修正をしたのもつかの間、デロリアンは、落雷に巻き込まれ、消えてしまい、取り残されたマーティ・マクフライに、郵便局員が現れる。
男は1885年からのドクの手紙をマーティに渡す。 その手紙から、マーティは再びこの時代のドクを訪ね、1885年にドクが鉱山の廃鉱に隠したデロリアンに向かうのだった。
しかし、デロリアンを探し出した彼が見たものは、1885年に殺されたドクの墓だった。犯人は、ビフ・タネンの曽々祖父ビュフォード・タンネン(トーマス・F・ウィルソン)。マーティはドクの危機を助けるべく、1885年の開拓時代へと向かうのだった。
マーティが飛んだ世界では、インディアンと、騎兵隊が戦っていた。 しかし弓矢の矢がガソリンタンクに当たってしまい、車はガス欠になってしまう。 そしてマーティは熊に襲われ、アイルランドから移住してきたばかりの先祖、シェイマス・マクフライ夫妻(マイケル・J・フォックス)(リー・トンプソン)に助けられるのだった。
シェイマスは、マーティがなぜか他人のような気がしないと言いながら、彼の世話をして、鍛冶屋のドクを探すため、マーティは町に出て行く。 立ち寄った酒場でマーティはタンネン一味にからまれ、縛り首にされかかる。 そんな危機一髪の彼を助けたのは、ドクであった。
ドクはマーティから生命の危機を聞き、一刻も早く1985年に戻ろうとするが、あいにくデロリアンのガソリン・タンクは空っぽだった。 そんなさ中、ドクは当地の新任女教師クララ・クレイトン(メアリー・スティーンバージェン)の命を助け、彼女と恋におちてしまうのだった・・・

当時、半年間は長かったですね。 今作は3部作の決着偏、そしてマーティの成長譚の最後のお話ですね。
「チキン!」、日本語で “弱虫!” “腰抜け” という意味なんでしょうね。 これが殺し文句で、マーティはこの言葉に反応をして、墓穴を掘るというパターンが、前作から付いてしまうんですね。 この時代ではイエローという言い方をしていて、マーティはすぐ反応をするんですね。
“マッドドッグ”と恐れられているビュフォード・タネン=ビフはまだ1985年とか、2015年の子孫が可愛く思えるほどの凶暴さを持っています。 そして決闘を買ってしまうことは負けると死を意味するんですよね。
当時、テンポのいい現代は未来を行き来するこの1、2シリーズに比べ、この3作目は、舞台が開拓時代ですので、いまひとつ感を感じていました。 でも何度も見るうちに、この3作目の味わい深さをだんだん深く感じていきました。
まあそのひとつの理由として、“ドクの恋” が描かれているからでしょうね。ドクにとっておそらくこの先決して現れないだろう、ぴったりの女性・クララ・クレイトン、メアリー・スティーンバージェンが演じていますが、他作品ではあまり見ない彼女、「ラストベガス」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14190124.html 「あなたは私の婿になる」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11423911.html で見かけるようになりましたが、彼女の魅力が一番強く出ているのがこの作品、年齢以上にチャーミングなんですよね。
ドクの人生が彼女の登場ですべて変わってしまうだけでなく、ドクこそ最高の幸せをつかんだ登場人物になりましたね。
この作品の撮影中に、マイケル・J・フォックスが病気の兆候が出たと言われています。 難病と戦う彼ですが、また少しでもスクリーンで見たいですね。(G)

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1885年のドクを救うため

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そこで開拓時代に移住してきたご先祖と出会う

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さらにタネンとも

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ドクとも再会できたが

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ドクにも出会いが

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そして1985年に戻る作戦決行

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しかし1985年ではニードルスが

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突如巨大な機関車が

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ドクから最後の贈り物

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