anttiorbの映画、映像の世界

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板尾創路の脱獄王

2010年作品、板尾創路監督、主演。

雷が鳴り響く鬱蒼とした刑務所。 ここにある囚人がいた。 男の名前は鈴木雅之(板尾)。 徐に前歯を抜く。 看守が見回りの瞬間もう脱獄を果たしていた・・・
胸に逆さ富士の入れ墨をしている男。 今までに拘置所を2度脱獄をして信州第二刑務所に移送されてきた。 入所して次の瞬間もう脱獄していた。
しかし彼はすぐ捕まるのだった。 北門を出た線路沿いで確保された。 
彼は寝ているとき掛け布をいつもかぶって寝るのでその都度注意されていた。 彼の脱獄テクニックは天才的だった。 またちょっとしたものもすぐに脱獄に使用する頭脳も持っていた。
そんな彼に興味を抱く看守長の金村(國村隼)は休みを返上しても、鈴木が気になるのだった。 しかしそろそろどうしても休みを取らなければならず、後は皆に任せて久しぶりに刑務所から出た。
その日に鈴木はまた決行した。 今回は天井から抜け出たのだった。 すぐに金村は戻ってきた。 彼は逃走経路に感ずるものがあった。 そしてその通りに彼は現れ確保された。 それは北側の経路で、1年前に逃げた道だった。 彼はどうして同じ道から逃げたのだろうか? 1年前の線路の上で・・・・

吉本オールスターズのキャストですね。 金村が異動になった後脱獄に拍車がかかるところが痛快なんですが、結構面白いですね。
板尾の初監督作品ですが、結構面白く次作に大いに期待できるつくりですね。94分という尺で見やすい長さですが、脱獄一本に絞り、なぜ?というところに謎ときを絡ませており、いい味付けですね。
関東にはあまり脇のイメージが強い俳優?、お笑いタレントですが、本人はホンコンとコンビなんですね。
二人の芸は見たことがありませんが、解散状態なんですかね? 
途中歌を歌うシーンは意味不明ですが、ギャグ要素もほとんどなくシリアスなつくりは結構気に入りました。

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胸に特徴のある刺青をしている鈴木

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脱獄しても必ず見つかる

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しかし何度でも企てる

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金村はそんな鈴木が気になる

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そしてまた決行する

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