anttiorbの映画、映像の世界

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クローン


西暦2079年。 人類はケンタウルス星人との抗争をしていた。
ケンタウルス人の攻勢は激しく、今や人類は防御シールドで囲まれた空間での生活を余儀なくされていた。 
爆弾兵器の開発に携わる科学者スペンサー(ゲイリー・シニーズ)と被災者の救護に追われる医師マヤ(マデリーン・ストー)の夫妻は、仕事に忙殺される生活に加え互いの立場の違いから、関係にひびが入りかけていた。
その日もいつものように職場に向かうスペンサーの前に、特殊部隊ESAのハサウェイ少佐(ヴィンセント・ドノフリオ)が現れる。 突然拘束されたスペンサーだったが、彼は驚くべきことを言われる。 
ケンタウルス星人は精巧に作ったレプリカンとを送り込み重要人物に近付き、体内に埋め込んだ爆弾で自爆する恐るべき兵器をを開発しすでに地球に送りこんでいるとのことだった。 それこそがスペンサー自身というのだった。
自分がレプリカント?信じられるわけがないスペンサー。 今日も妻のマヤと別れて来たばかりだった。 必死に潔白を訴えるが、聞く耳を持たない少佐。 解除方法は胸に穴をあけ爆薬を取り出すことだった。
スペンサーはどちらかというと、抗戦的な立場にいるのだが、マヤは立場が違い、どちらかというと逆の立場をとっている。 しかし妻を思う気持ちは人間そのものと自覚している。 
今や穴をあけられる寸前、スペンサーは脱出した。 しかしどこに行っても監視カメラがあり、捕まるのは時間の問題となりそうだったその時、予期しない協力者が現れる。
それはドームの外で暮らす者たちだった。 条件はドーム内にある病院から薬を持ち出すこと。 それなら妻に会いたいのでその病院に行くことになった。
ケール(メキー・ファイファー)という黒人がパートナーとなり、妻の病院を監視の目をすりぬけながら目指すのだった。
はたして彼の潔白は張らされるのか?それとも・・・

「CSI・ニューヨーク」 でおなじみのゲイリー・シニーズ主演のSF映画ですね。
暗い画面で近未来を醸し出していますが、なかなか良い設定です。
彼は結構脇でもいろいろな作品に出ていますね。 「フォレストガンプhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4000936.html では足を失う軍人ダン役、先日書いた「グリーンマイルhttp://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/5827067.html でもバート・ハマースミス役でちらっと出ています。 でも今お昼にやっている「CSI・ニューヨーク」のマック・テイラーが一番ですかね。
この作品の肝はラストの急展開ですね。 悲しいのか、エイリアンのテクノロジーに圧倒されるのか、それは感じ方だと思いますが、結構好きなラストでした。
また必死に逃げるスペンサーの姿も結構良かったですね。 画面の暗さが、悲観的な未来をうまく描いている作品でした。

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普通に夫婦で生活をしていたスペンサー

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いきなり拉致され拘束される

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そして追い込まれた二人

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