anttiorbの映画、映像の世界

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予言

2004年作品、鶴田法男監督、三上博、酒井法子出演。
 
夏休みに帰省しようとした家族、里見英樹(三上)綾香(酒井)そして娘の奈々(井上花菜)。 パソコンでファイルを送ろうとしたがつながらず、途中電話ボックスに寄った時、英樹は電話帳の下に新聞紙が挟まっていることに気がついた。
そこに娘の顔が載っていて、日付は明日、自動車事故で死亡する記事だった。
驚く英樹。 車の中で花菜のシートベルトが服に挟まって取れない。 綾香は取ろうとしているが駄目で、英樹にお願いをしようと車を出てきたとき、正面から大型トラックが衝突してきた。 吹っ飛ばされる車。 花菜は驚いていたがまだ無事だ。 ただベルトが外れない、車からガソリンが洩れ、引火してしまう。
業火の中ただ叫びながら見つめるしかない二人。 痛ましい事故をテレビが映し出している。 そこに必死にその新聞を見つけようとする英樹が映っていた。
英樹は高校教師でその後事故のため綾香と別れていた。 綾香はその後この不思議な事故をただ一人調べていた。 
霊能者・御子柴聡子(吉行和子)による念写実験を通じて、新聞についての調べようとするが、なぜか聡子は断る。 顔には恐怖が浮かんでいた。
そんなとき英樹の元にまたあの新聞が来るようになってしまった。 新聞は確実に未来に起こる事故を予言している。 授業も身が入らず生徒たちはバカにしてまともに受けようとしない。 そんな中ただ一人天井を見上げている女の生徒・若窪沙百合(堀北真希)がいた。
どうやら彼女も人には見えないものが見えるらしい。 もしかするとと思っていると、沙百合の死亡記事が新聞に載ってしまった。 彼女を救おうと駆け付けたが間一髪間に合わなかった。 英樹は新聞から逃れられるのか?・・・
 
原作はつのだじろうの「恐怖新聞」ですね。 子供の頃つにだじろうの漫画は全部読んでいましたが、夜は週刊マンガのそのページは怖くて開けられませんでした。
漫画の恐怖新聞はバッドエンドで、唐突に終わった感じでした。 確か何か事情があったと思うのですが。
映画は95分というちょっと短い尺ですが、ラストに向かっての追い込みはそれなりに面白かったです。 まあホラー映画なので仕方がないですが、主人公ってなんで俺がこんな目に・・と思いたいでしょうね。
可哀そうな感じを三上博がうまく演じていますね。
 
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娘を失った両親
 
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