2006年作品、メル・ギブソン監督、ルディ・ヤングブラッド主演。
マヤのある種族の族長の息子ジャガー(ルディ)。 まだ一人前になりきらず、本人もまだ親の七光りと感じている。 だんだんと狩りにも出ていき、妻・セブン(ダリア・エルナンデス)を娶り子供・タートル・ラン(カルロス・エミリオ・バエズ)も生まれた。
そんな折、傭兵の軍団が部族を襲ってきた。 戦闘集団であり、圧倒的な強さを持っており、果敢に戦うが、やがて殺され生き残った者は奴隷としてマヤの都市に連れて行かれる。
ただジャガーだけは妻子を、穴の中に隠すことに成功した。 マヤの都市では女は売られていき、男は体を青に塗られ、さらに高台(ピラミッド?)に連れて行かれる。そこで一人一人殺されていくのだった。 どうやら生贄にされているらしい。
そしていよいよジャガーの番となった時、空が闇に包まれた。 太陽が隠れ昼なのに、真っ暗となってしまった。 民衆は恐れおののいた。
祭祀は中断されジャガーは一命を取り留める。 ところが次に連れていかれたところは、まわりが一面の背の高い穂で囲われている広場だった。 そこで二人一組で逃がされ、それを矢や、投擲等で狙われ殺されていくという、処刑の儀式だった。
矢を引き抜きとどめを刺しに来た男を返り討ちにする。 ここから長いジャガーの逃亡が始まるのだった。 妻子のところへジャガーはたどり着けるのか? ジャガーに息子を殺された傭兵のリーダー率いる追手は、必要に追いかけてくる・・・・
特に特撮等はないのですが、マヤの世界を描いた作品ということで、どういうつくりにするのかと思っていましたが、謎の多いマヤ文明というより、未開の原住民というくくりで作っているんですね。後期ということもあり、謎の多い期間は終わっているのかもしれませんね。