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サスペクト 哀しき容疑者

2013年作品、ウォン・シニョン監督、コン・ユ主演。

北朝鮮特殊部隊の工作員だったチ・ドンチョル(コン・ユ)は、妻や子を殺され、逃げた犯人を追って脱北。 運転代行業をしながら、犯人への復讐心をたぎらせ行方を探していた。
ある日、都会の片隅で孤独のうちに暮らす彼に、唯一親身になってくれていたパク会長(ソン・ジェホ)が何者かに殺される。 その殺害現場を目撃しある遺品を手にした彼は、会長殺害の容疑をかけられてしまう。
“国家の狩猟犬” の異名を持つスパイ狩りの大ベテラン、ミン・セフン大佐(パク・ヒスン)は過酷な任務をこなす凄腕の猛者だった。 ある日、上空からの潜入訓練の時、ある隊員のパラシュートが絡まり、このままでは新たな犠牲者が出かねないトラブルが起こる。 絡まった隊員のパラシュートを切り離し外に出した後、ミン大佐は空に飛びだし、その隊員を捕獲、地上ギリギリでパラシュートを開き、命を救ったのだった。
対北情報局室長キム・ソッコ(チュ・ソンハ)は、ドンチョル追跡に乗り出しミン大佐を指揮官とし、追跡を命じる。 しかし二人にはある因縁があったのだった。
パク会長がなくなる時にドンチョルにあるものを渡していた。 そして彼はこれを処分してくれと言って死んで行ったのだった。
それは一体何なのか? ドンチョルは、国家から、ミン大佐から、さらに自身は妻子の仇が一体誰なのかを探しながら逃亡劇を繰り広げるのだった…

今公開中の 「新感染 ファイナルエキスプレス」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15121805.html で主演のコン・ユのアクション大作ですね。
監督はウォン・シニョン、初めて作品を観ますが、新作が公開され、来年1月に日本公開となります。
そしてミン大佐役ではパク・ヒスン、初めてなんですかね、どこかで見た覚えがありますが。
そして悪役のキム・ソッコ役でチュ・ソンハ、「火車 HELPLESS」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14259091.html では重要な元刑事役でした。
さて、物語は脱北者であるという、なかなか信用されない立場でありながら、殺された妻子の犯人を追うドンチョルのお話ですね。 しかし頼りにしていた恩人の会長が殺された現場に遭遇、そしてもちろん疑いがかけられ、逃亡しなくてはならなくなります。
そして必要に追手を使うソッコ室長、さらに昔に因縁があるミン大佐も絡んでくるんです。
これはなかなかのアクション作品です。 カーアクション、格闘アクション、どれをとっても一級品のできですね。 もちろんドラマ性も高く、パク会長が残したものに対する謎も中盤まで引っ張ってくるんですね。
そして最後はちょっと感動のドラマに、ラストシーンの色遣いがなんとも良いんですよ。
コン・ユは誰かに似ていませんか?(^^)

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妻子の仇を追い脱北したドンチョル

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しかし親身になった会長が殺され、彼に容疑がかかる

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そして殺し屋にも狙われる

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そしてミン大佐が彼の捜査に加わる

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二人は同郷だった

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そして大佐はこの訓練のときある後輩を救っていた

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