anttiorbの映画、映像の世界

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砂時計

2008年作品、佐藤信介監督、夏帆松下奈緒出演。
 
中学生の水瀬杏(夏帆)は両親が離婚して、母親・美和子(戸田菜穂)の実家に引っ越してきた。  祖母の美佐代(藤村志保)は厳しい人で、口癖は 「しんかりせんといかん!」 だった。
離婚もあんたがしっかりしていないからあんな男と一緒になったといわれ、美和子は追い込まれていく。 杏は急な田舎生活に戸惑いながら、北村大悟(池松壮亮)、月島籐(塚田健太)、月島椎香(岡本杏里)と知り合い友達になっていく。
大悟が仕事をくれ杏なりに、一生懸命生きていこうとする。 そんなある夜、母の様子がおかしい。 一人で外に出ようとしているので杏が、「どこに行くの?」 と聞くと寝られないから外の風にあたるといわれる。 一緒に行くというとあなたは留守番していなさいと言われ残る。
杏が母と最期の会話だった。 母は手首を切り自殺をしてしまう。
そんな時一番親身になってくれたのは大悟だった。 杏が母親の遺影にめ向かって投げつけた言葉は、「弱虫!」 だった。 またもらった砂時計も一緒に投げつけた。その砂時計を拾って母親からもらった大切なものと言ってそっと握らせてくれたのも大悟だった。
それから1年後、高校生となった二人は順調な付き合いだったが、急に杏の父親・正弘(風間トオル)が訪ねてくる。 杏を引き取りに来たのだった。 迷っていた杏だったが、父と一緒に東京に戻ることになった。 大悟とは離れ離れになるが、二人の絆は大丈夫と思っていた二人だったが、だんだんそうではなくなっていくのだったた・・・・
 
これはドラマがあったらしいですね。 二つ前に書いた 「同窓会」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2520660.htmlでも今と学生時代のダブルキャストでしたが、これもそういう作品で、そうなるとどちらのヒロインも光らなければならないので、バランスが難しいですね。
この作品というと、出ているシーンの長さもありますが、圧倒的に夏帆が光っています。 
大悟の一途さがいいですね。 「ずっと一緒やけん!」 というセリフはなかなかいう場面はないですね。 一番輝いていたのは池松君かもしれませんね。
 
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中学生の杏
 
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いつも隣にいたのは
 
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大悟だった
 
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いつも気遣ってくれていたのに
 
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そして時は流れて
 
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