anttiorbの映画、映像の世界

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ナイン・ソウルズ

2003年作品、豊田利晃監督、原田芳雄松田龍平出演。
 
ある刑務所に若い男が入所してきた。 男の面倒を見ろと言われた男は、山本(國村隼)といい、それ以外に8人の男たちがいた。 10人となった13号室で食事をしていると、山本は急にキレて叫びだした。 どうやらどこかに金を隠しているらしい。
おかしくなってしまい看守たちに恐らく独房に連れて行かれたのだろう。 そしてその夜、9人は脱獄した。
ボス的存在に、長谷川虎吉(原田)、彼は息子殺しで服役していた。 9人は通りかかったキャンピングカーを狙った。
囚人服の彼らは上半身裸となり棒を振り、、剣道の練習中と偽りまんまと車に乗った。 車はごみを不法投棄しようとしていて、ごみを捨てたところで運転手は捨てられ、彼らは車をのっとった。
彼らが目指すところは、山本が偽札を隠したと言っていた、ある小学校の校庭。 もちろん金はないので途中で万引き、強盗、どんどん悪事を働きながら小学校を目指していく。 果たして彼らはたどり着くことができるのか?・・・
 
脱獄シーンはあっさりでしたね。 特にそこがメーンではなくて、その後の9人の生き様が生々しいんです。
もちろん世間は脱獄囚に関して甘くはないんですが、やむにやまれず人を殺めてしまったものに対しては、少し慈悲のある末路になっているかも。
脱走物はあまりハッピーエンドになることは少ないです。 それこそ無実の罪でなければですね。
初めに虎吉の友人の中山役で井上順が出てきますが、彼は何故か出所しており、9人を拒否しようとしますが、さわやかに鍵を開けてしまう、白鳥先生役の、マメ山田が好演です。
結構惨殺シーンがあるので、R指定になっています。
 
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9人の脱獄犯
 
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リーダー格の長谷川
 
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金子兄弟
 
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車と金子未散
 
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亀井と長谷川
 
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