anttiorbの映画、映像の世界

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デッド・シティ

2019年作品、フラビオ・ペドタ監督、ルーベン・ゲバラ レオニダス・ウービナ マグディエル・ゴンサレス ジェンナ・シャネル・ヘイズ出演。

妻を亡くした医師のアダム(ルーベン・ゲバラ)は、慣れ親しんだ土地を離れ新たな生活を始めるため、ひとり息子のミゲル(Luca de Lima)を義父母に託し引っ越しの準備をしていた。 時を同じくして、ベネズエラの首都カラカスに原因不明のウイルスが蔓延。 感染した人々は、狂暴化し人々を襲い始める。 政府は軍を総動員し、捕えた感染者は全て殺すように指令を出す。 アダムは、避難キャンプでWHOのルーシー博士(ジェンナ・シャネル・ヘイズ)と合流しウイルスの解明に努めるが、そこも感染者の大群に襲われ壊滅してしまう。 軍の救援によりなんとか生き残ったアダムは、混沌とした街でミゲルを探しに向かうが―。

監督はフラビオ・ペドタ、初めての監督です。
出演者も皆初めてでした。


ベネズエラ初のゾンビ的な作品です。 原因不明のウィルス?、伝染性が非常に強く、ドラッグ常習者から急速に蔓延していく感じでした。
正直色々ゾンビ作品を見ていますが、今作は結構質の高い作品でしたね。 制作されたのが新型コロナ前でしたが、何かそれを予見したようなお話であり、公開中の「28年後…」 もそうですが、その国で伝染病が蔓延すると、国境が封鎖され、その国で非感染者も逃げ場を失ってしまいます。
ラストシーンも象徴的で、久しぶりにドラマ性もなかなかよくでしたゾンビ作品でした。