anttiorbの映画、映像の世界

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ドールハウス

2025年作品、矢口史靖監督、長澤まさみ 瀬戸康史 田中哲司 池村碧彩 本田都々花 今野浩喜 西田尚美 品川徹 安田顕 風吹ジュン出演。

鈴木佳恵(長澤まさみ)と夫の忠彦(瀬戸康史)は、5歳の娘の芽衣(本田都々花)を事故で亡くし悲しみに暮れていた。 ある日、骨董市で芽衣に似た人形を見つけて購入し、我が子のように愛情を注ぎ元気を取り戻していく。 やがて、佳恵と忠彦の間に新たな娘の真衣が生まれると、2人は人形に見向きもしなくなる。 そして、5歳になった真衣(池村碧彩)が人形と遊び始めると、一家に奇妙な出来事が起こるように。 佳恵と忠彦は人形を手放そうと供養に出すが、人形はなぜか戻ってきてしまう。

監督は矢口史靖、「ダンスウィズミー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/08/24/060000 が前作となります。
長澤まさみは、「スオミの話をしよう」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/09/22/060000 では、主人公のスオミを演じていました。
瀬戸康史は、「違国日記」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/06/11/060000 に出演ですし、上記作品にも出演でした。
田中哲司は、「正体」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/12/06/060000 に出演です。

第45回ポルト国際映画祭でグランプリをとった今作がようやく封切りになりました。
矢口監督初ホラーということも話題になっていますが、中盤まではサスペンス調で、だんだんホラー要素が増してくる展開、なかなかでしたね。


ドール=人形というのは、まさしく“ひとがた“ですから、人間の代わりになり、愛するほどに、魂が入っていく存在として、描かれる作品が多いようです。
しかし今作はもう一工夫ある設定であり、これならばいろんな情念が嫌でもドールに入ってきても仕方がないってことで、説得力がありました。 最後はまさにホラーでした。