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江戸城大乱

1991年作品、舛田利雄監督、松方弘樹 十朱幸代 坂上忍 三浦友和 池上季実子 野村真美 加藤武 神田正輝 丹波哲郎 金子信雄出演。

延宝八年、春。四代将軍・家綱(金田賢一)は、体が弱く世継ぎもいなかった。 江戸幕府大老・酒井雅楽頭忠清(松方弘樹)は、時期将軍候補として家綱の次弟・綱重(神田正輝)を擁立。 大半の賛同は得たものの、尾張当主・徳川光友金子信雄)だけは異を唱える。 将軍位継承の権利は御三家にもあるというのがその理由だった。 家綱に変わって独裁政治を敷く酒井には反感を持つ者も多い。 三代将軍・家光の血を引く館林当主・綱吉(坂上忍)もそのひとり。

そんな中、堀田備中守正俊(三浦友和)に綱重出迎えの大命が下った。 だが江戸への帰還中、綱重は何者かに殺されてしまう。 そこで先代家光の側室・桂昌院(十朱幸代)は実子の綱吉を五代将軍にと願うが、酒井は強硬に異議を唱える。 桂昌院は酒井とは最早戦うしかないと決心し、堀田に助力を求めた。 だが家綱は死に、時期将軍には甲府・綱豊にと遺言を残す。 その報せを聞いた桂昌院は、酒井の謀略だと確信していた。 そして老中稲葉美濃守の手元へ家綱直筆の遺言状が侍女によって差し出された。

監督は舛田利雄、「二百三高地」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/28/180000 他1本記事にしていますが、もちろん多くの作品の監督をされていました。
松方弘樹は、「真田幸村の謀略」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/07/16/180000 は好きな作品でした。
十朱幸代は、記事はありませんでした。まあ今後は色々増えていくことでしょう。
坂上忍は、出演作はありませんでしたが、声の出演作はありました。

たまには昔の時代劇を、といっても90年台なんで、私にとってはそんなに古くはありませんが。
松方弘樹が見栄を切る作品は、私は結構好きですね。 今作は主人公でありますが、悪役ですね。 将軍をめぐる跡目争いは、結構徳川時代でも描かれています。 将軍に男子がいない時は、やはり荒れるようです。
なぜ綱吉がダメだと思ったのか? 映画では荒唐無稽な理由を言いますが、実際彼が担ごうとした綱豊=虎松はのちに将軍になっていくのは、なかなか面白い皮肉ですね。