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セーヌ川の水面の下に

2024年作品、ザヴィエ・ジャン監督、ベレニス・ベジョ ナシム・シ・アフメド レア・レヴィアン アンヌ・マリヴィン 森本渚 サンドラ・パルフェ アクセル・ユストゥン オレリア・プティ マルヴィン・デュバル ダウダ・ケイタ イブラヒマ・バ アナイス・パレロ出演。

環境活動家のソフィア(ベレニス・ベジョ)は、巨大アオザメのリリスを調査していた。 しかし、リリスは想像を超えるスピードで成長し、ソフィアの夫や仲間たちを殺害してしまう。
そして、3年後、フランス・パリでは国際トライアスロン大会が開催されようとしていた。 そんな中、ミカ(レア・レヴィアン)という環境活動家がソフィアに接触し、リリスセーヌ川に現れたことを告げる。
セーヌ川ではホームレスが殺される事件が発生し、ミカはリリスを捕獲しようと川に潜る。 しかし、リリスは凶暴化しており、ミカは仲間と共に地下墓地へと追い詰められてしまう。
一方、ソフィアと警察のアディル(ナシム・リエス)もリリスを追跡するが、地下水路でリリスの子供たちと遭遇し、仲間を失ってしまう。

監督はサヴィエ・ジャン、「死霊院 世界で最も呪われた事件」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/12/28/180000 を記事にしています。
ベレニス・ベジョは、「キャメラを止めるな!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/07/18/060000 に出演でした。
ナシム・リエスは、はじめての俳優さんでしたが、公開中の作品に出演があるようです。
レア・レヴィアンも初めてでした。

冒頭のプラスチックの海洋投棄のシーンは、ある意味凄まじいですね。 日本ではあり得ない光景ですが、ある地域、国家では海にゴミを捨てるのが当たり前と思っている人たちもいるようですね。 これが地球環境を悪化させている、生態系に悪影響を与えている、でも、だからと言ってなんでもゴミを燃やしてしまうのも、今はダメになってきています。


それはさておき、おそらく急激に巨大化したサメのリリス、この個体が恐ろしい事件を起こしてしまいます。
中盤までは、環境活動家にスポットが当てられている感じですが、最後は完全にパニック作品になりますね。 自分の地位、出世欲だけを見ている市長に報いが襲うのは当たり前の展開でしたが、それを超える大パニックが意外な展開でした。 これは続編を作らざるを得ないでしょうね。