anttiorbの映画、映像の世界

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ヴィル

2023年作品、ティム・ミーランツ監督、ステフ・アーツ アンネローレ・クロレット マッテオ・シモーニ ケヴィン・ヤンセン スディルク・ローフトホーフト ディミトリー・シャート ピエール・ボクマ カリーナ・スムル ダースリン・ヴァンデボーネ出演。

1942年アントワープ 警察の訓練を終えたヴィル(ステフ・アーツ)とロード(マッテオ・シモーニ)は勤務初日の夜 ナチの憲兵ユダヤ人逮捕に同行 女性や子どもへの理不尽で非道な憲兵の行いを止めるべく間に入り揉み合い 拍子で憲兵は死んでしまう 思わず死体をマンホールに隠すふたりだったが その後ナチの執拗な追求が始まる。


監督はティム・ミーランツ、初めての監督でした。
ヴィル役がステフ・アーツ、初めてでした。
ロード役がマッテオ・シモーニ、彼も初めてでした。

ベルギー作品ということで、あまり出演者も初めての感じでした。 舞台は第二次対戦中で、このアントワープ地方はドイツにしっかりと占領下にあったということで、ナチの勢力が大きかったようですね。
もちろん地元警察も彼らには逆らえません。 若い警察官の二人でしたが、横暴な行動を止めたことで、ナチの憲兵を殺してしまい、死体を隠しましたが、どうやらすぐに見つかり、誰が殺したのかをじっくりと探し始め、それに怯えながら生活をしていく二人。


もちろんユダヤ人迫害も描かれていますが、結構エグいのは共産主義者に対しての残酷な処遇ですね。 このシーンは結構きびかったです。