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ディンゴ

1991年作品、ロルフ・デ・ヒーア監督、コリン・フリールズ ベルナデット・ラフォン マイルス・デイヴィス ヘレン・バディ ジョー・ペトルッツィ ブリジット・ケイトリン ベルナール・フレッソン出演。

オーストラリアの田舎町プーナ・フラオットに住む青年、ジョン“ディンゴ”アンダーソン(コリン・フリールズ)は、野犬(=ディンゴ)の捕獲を職業としながら、地元のアマチュアバンドでトランペットを吹いている。 大自然の中での優しく美しい妻ジェーン(ヘレン・バディ)や子供たちとの生活は満たされていたが、いつも彼が心の中で描いていたのは20年前の光景だった。 幼い日のディンゴは、オーストラリアの空港に緊急着陸して降り立った伝説のジャズミュージシャン、ビリー・クロス(マイルス・デイヴィス)が、突然その場で演奏する場面に遭遇する。 

激しくも美しい音楽に魅了されたディンゴに、ビリーは「君は音楽をやるべきだ。パリへ来たら俺を訪ねろ」と言う。 ディンゴはジャズミュージシャンに憧れるが、彼の日常は全くそうした夢とかけ離れたものだった。 彼の心の中は、いつも満たされない思いが渦巻いていた。 そんな夢見がちの彼を、周囲の人々は冷やかな目で見ていた。 ある日、パリから一通の手紙が届く。 それはビリーからの手紙だった。 ディンゴはついに決心し、誰にも告げずにパリに旅立つ。 しかし、そこで会ったビリーは妻のアンジーベルナデット・ラフォン)と共にひっそりと引退生活を送っていた。

監督はロルフ・デ・ヒーア、初めての監督でした。
ジョン役がコリン・フリールズ、記事は初めてですね。
ベルナデッド・ラフォンは、「ぼくを探しに」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12715911 に出演でした。
ヘレン・バディは、「マッドマックス/サンダードーム」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13176151 に出演でした。

なんといっても今作は、マイルス・デイヴィスが出演しているっていうのが一番ですね。
独特なしゃがれ声ですが、しっかりと演奏シーンがあり、冒頭と、ラストに主人公を復活させるところがいいですね。 彼の存在感が主役を食ってしまっている感じでした。