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疫起 エピデミック

2023年作品、リン・ジュンヤン監督、ワン・ポーチエ ツェン・ジンホア シュエ・シーリン シエ・インシュエン クロエ・シアン出演。

胸部外科主任の夏正(ワン・ポーチエ)は、慌ただしく仕事を終えた後の帰宅途中、交通事故の急患のために病院に呼び戻される。 看護師の安泰河(ツェン・ジンホア)と研修医の李心妍(クロエ・シアン)は、いずれも己の仕事に情熱を注いでおり、何日も宿直していた。 一方、各大病院で未知のウイルスが発生したという情報を得た記者の金有中(シュエ・シーリン)は、感染源を突き止めてスクープを取ろうと、入院するための手段を講じる。 未知のウイルス発生によって予告なしの病院封鎖に追い込まれた人々は、やがて心をも蝕まれていく。 誰もが感染のリスクにさらされ、システムが崩壊しつつある院内に残された人々は、自分を守るべきか、それとも他人を救うべきなのか?

監督はリン・ジャンヤン、初めての監督でした。
ワン・ポーチエは、日本との合作映画にも出演していますが初めてです。

今作は台湾がこの新型コロナに世界が襲われる前、SARSコロナウイルスが台湾で猛威を振るった時の話ですね。 日本には幸い上陸しなかったSARSコロナウイルスでしたが、中国からアジアその他の諸国に2003年に流行ったSARSコロナウイルス。 台湾では不幸にも亡くなった方もいて、その時の教訓が今回の新型コロナ対策に生かされ、世界でも有数の対策を打ったのが台湾でした。
未知のウィルスの恐ろしさ、はじめは感染してしまうと、絶望的になる様がよく描かれていました。