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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン

2019年作品、デイビット・ミデル監督、フランキー・フェイソン エンリコ・ナターレ アニカ・ノニ・ローズ スティーブ・オコンネル ベン・マルテン アンジェラ・ピール出演。

2011年11月19日、早朝のミューヨーク。双極性障害躁うつ病)を患う黒人のケネス・チェンバレン(フランキー・フェイソン)は、就寝中に医療用通報装置を誤作動させてしまう。 安否確認のために訪れた3人の白人警官に、ドア越しに通報は間違いであると伝えたものの、聞き入れられない。 当初、穏便に対応していた警官たちは、ドアを開けること拒むケネスに次第に不信感を芽生えさせていく。 やがてその態度は高圧的になり、強行突破でドアをこじ開けようとする。 そして、警官が到着してからわずか90分後の午前7時、ケネスはドアを壊して入ってきた警官に銃撃され、死亡する。  何の罪も犯していないケネスは、なぜ警官に殺されなければならなかったのか。 ただの黒人差別問題にとどまらない、今こそ知るべき世界の実態がここにある……。

監督はデイビット・ミデル、日本公開作品は今作が初めてのようです。
主演はフランキー・フェイソン、「ダレン・シャン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/9439626 に出演でした。
ロッシ役はスティーブ・オコンネル、記事は初めてですね。

実話ベースのお話、アメリカのやはりダークな部分を描いたお話で、戦争からの帰還者で、PTSDから障害を負ってしまった主人公のチェンバレン。 しかし首にかけていた医療器具が誤作動をしたことで彼の運命が急展開するところ、そしてそれが最悪の事態になっていくところ。 多少の疑問が浮かびますが、一つは彼が家族がいるのに一人暮らしなところ、そして彼が住んでいるところは治安が悪く、初めから白人警官は黒人に対して、軽蔑と警戒をしているところですね。


ニューヨークでも、怖いところということは、警官たちの会話でわかりますが、どうして男性の親類が駆け付けないのか? チェンバレンはどうして必要に断り続けるのか?ある意味自分で退路を塞いでしまったチェンバレンですが、そこまで病んでしまっていたんでしょうね。