2019年作品、山中瑶子監督、根本真陽 外川燎 山田キヌヲ 伊東沙保 カトウシンスケ出演。
小学４年生のみどり（根本真陽）はママ（山田キヌヲ）と二人暮らし。 パパは仕事で外国へ行ったきりほとんど帰ってこない。 ママは心に穴が空いていて、自分ではそれを埋められないことをみどりはわかっている。 学校へ行けば友達もいるけど、なんだか満たされない。 担任の柳先生（カトウシンスケ）は、クラスで理想の王国を築こうと今日も張り切ってる。 同じく小学4年生の風太（外川燎）の家にもお父さんは不在。 柔和なお母さん（伊東沙保）は宗教に熱心で、お姉ちゃんは中学生になってからやっと、反抗し始めた。起きたら何もかも大丈夫になっていますように、と願いながら子どもたちは今日も眠りにつく。
監督は山中瑤子、作品を見るのは初めてのようです。
子供の世界と大人の世界、大人だって昔は子供だったことがあるのはいうまでもないんですが、大人はいつしかそういうことを忘れてしまう、というか日々に追われて考えることができなくなっていく、考えることを遮断されてしまうんでしょうね。
今作はちょっと子供視点のダークな世界でした。
