2018年作品、スクマール監督、ラーム・チャラン サマンサ・ルス・プラブ プラカーシュ・ラージ ジャガパティ・バブー アーディ・ピニシェッティ出演。
1985年、アーンドラ・プラデーシュ州中部にあるゴーダーヴァリ川沿岸の田園地帯、ランガスタラム村。 チッティ・バーブ(ラーム・チャラン)は、モーターを使って田畑に水を送り込むことで生計を立てている。 難聴で、人の声がよく聞き取れない障碍を持っているが、さほど気にせず楽しく日々を過ごしている。 近所に住むラーマラクシュミ(サマンタ・ルス・プラブ)に思いを寄せていて、調子はずれな求愛をする。 一方、村は“プレジデント”を自称する金貸しブーパティ(ジャガパティ・バーブ)によって牛耳られていた。 チッティ・バーブの兄クマール・バーブ(アーディ・ピニシェッティ)は中東ドバイで働いているが、帰省した際にプレジデントが好き放題にする村の有様に心を痛める。 そこで、州会議員ダクシナ・ムールティ(プラカーシュ・ラージ)の力添えで村長選挙に立候補して、政治家として村の生活を改善していこうと思い立つが……。
監督はスクマール、初めて作品を見る監督ですね、脚本参加作品が多いですね。
チッティ役はラーム・チャラン、「RRR」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/10/25/060000 がロングランで公開していますね。
ヒロイン役はサマンタ・ルス・プラブ、「マッキー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/10570015 に出演でした。
「RRR」の大ヒットで、ラム・チャラン出演作が公開になっていったということでしょうね。 難聴で、それを公にしたくないチッティ、ケンカっ早くて、いい加減に聞いたふりをしてしま彼は、すぐに失敗をしてしまいますが、一緒に働いている従業員? の言葉だけは伝わるようですし、怒鳴るくらいに声は聞き取れるんですね。 しかし彼の住んでいるランガスタラムは非常にとんでもない村でした。 そこに帰ってきた兄のクマール。 正義感が強く、村の不正を暴くために村長に立候補していくんですが。
基本音楽アリのコメディタッチなんですが、中盤からこの恐ろしい村の部分が暴かれてくると、ちょっと怖い展開になっていきます。 意地を張って補聴器を使わなかったチッティ、これが大きな悲劇を生み、そして大きな復讐に繋がっていきます 。しかしこの難聴の主人公、もどかしいですね。