anttiorbの映画、映像の世界

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ブラッド・アンド・ゴールド ~黄金の血戦場~

2023年作品、ペーター・トアヴァルト監督、イェルディス・トリーベル アレクサンダー・シェアー ロバート・マーサー マリー・ハッケ出演。

第2次世界大戦末期の1945年春。 娘に会うため軍を脱走したハインリヒ(ロバート・マーザー)は故郷を目指す途中、略奪隊と化したナチスドイツの親衛隊に拘束される。隊長(アレクサンダー・シェーア)の命によって縛り首にされるが、間一髪で若い女性エルザ(マリー・ハッケ)に助けられ、彼女の農場にかくまわれる。

一方、親衛隊は近くの村に隠されたユダヤの金塊を探し回っていたが、ナチスドイツを嫌悪する村人たちの激しい抵抗に遭う。 やがてハインリヒとエルザは、金塊を巡る壮絶な戦いに巻き込まれていく。

監督はペーター・トアヴァルト、「ブラッド・レッド・スカイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/02/180000 を記事にしています。
隊長役のアレクサンダー・シェアーが上記作品に出演でした。

監督の前作は、ヴァンパイアホラーで、なかなかの秀作でしたが、今回は一転ナチスとの戦いというか敗戦直前のドイツを描いた物語でした。
それに、ユダヤの黄金が絡んでくるお話。 これはこれでまた視点が変わり面白かったですね。 脱走兵がどこまで戦い逃げ切れるか? そして弟と暮らしているエルザがなかなか強いんですね。 家族との再会は100%ではなかったんですが、エルザとの暮らしも感じる希望のラストはなかなか良かったですね。